親世帯のLDKは19畳。規則的に並んだ4連の小窓から光と風を取りこむ。平屋感覚で暮らせるので、2階の音が響くストレスもない

カリフォニアのサーファーズハウスをイメージした“海を感じる”外観。玄関は二世帯と事務所のそれぞれ計3か所設け、延床面積はなんと約80坪もある

家にいながらリゾートのような非日常を感じる子世帯のLDK。梁見せの折上げ天井を採用したことでより開放感が生まれた。フローリングの色と質感に合わせた家具のセレクトもすてき

収納充実のオープンキッチン。家族の様子を見守りながら料理できるので奥さまも安心。ご主人と3姉妹が快適に手伝えるよう、ワークスペースを広めにとった

アンティークなデザインの洗面台は、Oさんが気に入ったものを持ち込んで設置。カップボードと同じタイルを貼って統一感を出した。ハイサイドライトから柔らかな光が差し込み、北面でも十分な明るさをキープできる

広い庭は家族みんなでBBQをしたり、子どもたちがプールで遊んだり多用途な過ごし方ができる。足裏にやさしい人工芝を敷いているので、ワンちゃんたちもドッグランのように気持ちよく走り回れる

勾配天井の子ども部屋は10畳。成長に応じて間仕切りもできる。太い梁にハンモックを吊るしてアスレチック気分を満喫。部屋全体を明るくするために黄緑色のカーペットや木目天井などデザイン性にもこだわり、のびのびと楽しく遊べる空間を実現した

親世帯に設けた6.8畳の和室。しっとりと落ち着いた空間に仏間と床の間を確保した。客間として使うほか、来客の寝室としても重宝している

親世帯に音のストレスを与えないよう、子どもたちは2階のフリースペースで遊ぶ

子世帯の2階建てに親世帯の平屋を繋げた建物は二世帯住宅の理想型。玄関も水回りも別々で、お互いに気兼ねなく暮らせる

水回りにもアクセスしやすいLDK。平屋感覚で暮らせる間取りもこだわりのポイント

全面にクッションマットを敷いた。部屋音のことを考慮し、1階の親世帯の上に置かないよう間取りを工夫

玄関ホールは、親世帯への動線とリビングへの動線が分かれているので、生活時間が異なる二世帯が互いに気兼ねせずに暮らせる

家の中央には中庭があり、祖父の暮らす平屋、親世帯・子世帯が暮らす2階の母屋、どこにいても窓の外の景色が楽しめる

北側の平屋部分にあたる親世帯のサブリビング。祖母の部屋の隣に配置したことでお互いに安心できる

親世帯の対面キッチンに設けた広いカウンターではご両親が並んで食事をとるのが日常。無垢の風合いをそのまま活かすため、カウンターは無塗装に

平屋の親世帯と二階建ての子世帯を緩やかにつなぐ大きなウッドデッキ。高台立地で、周囲からの視線を気にせず、BBQや水遊びを思う存分に楽しめる

1F親世帯のダイニングキッチン。天井まで届く大開口窓を採用したことで、四季折々の庭の景色を眺めながら暮らせる。「ルイス・ポールセン」のペンダントライトが食卓に潤いと笑顔をもたらす