キッチン脇に設けられたテーブルは、宿題やパソコン、奥さまの書き物に。家族の成長によっても用途が変化していく

建坪は12坪ほどとコンパクト。広さと明るさをもたらす工夫により、開放感が生まれている

キッチンから「いってきます」と「ただいま」の顔が見えるレイアウト。ダイニングテーブルを横に並べたレイアウトで家事効率アップ

家の中央に設けられた吹き抜けが光と家族の気配を運ぶ。手すりには広さ、明るさが増えるよう強化ガラスを採用

土間は同社の特徴の1つ。やわらかく空間を仕切る建具もオリジナル

作業台も兼ねた造作キッチン。実際の暮らしをイメージし、ゴミ箱の置き場所も用意されている

小屋裏に設けた8.6畳の収納が、建坪の小ささをカバー。固定式階段なので、荷物の上げ下ろしも容易

印象はシャープだが、袖壁を出し、軒を大きく伸ばしたフォルムは、いつもの『福工房』スタイル

10畳を超える小屋裏は家族みんなの秘密基地。成長による用途の変化にも対応

リビングの一角に設けたワークスペース。パソコンを使ったり、ちょっとした書き物をしたり、便利なL字カウンター

ダイニングの一角に設けたカウンターデスクでは、パソコン作業やちょっとした書き物を。陽だまりのような心地よいスペース

テレビ背後のユーティリティはSNSを参考に。AV機器と配線がまとめられ、見える部分はいつもスッキリ。今はおもちゃや絵本が置かれているが、成長に応じて用途も変化していく

キッチンの奥に設けた奥さま専用の家事コーナー。家事の合間の休憩や、ちょっとした書き物などにも便利に使える

造作カウンターは子どもの宿題や、洋服づくりが趣味の奥さまのミシン仕事など多様な用途に。あえて部分的な収納を設けず、大きなウォークインを右手に用意。余計なものを置く余地がなくなり、キレイが保たれる

2階に設けたご主人と奥さま共用の書斎は、ドアのないオープンスタイル。パソコンに向かう時も、階下で過ごす家族の気配を感じられる

DKは藤枝展示場を参考にした。ダイニングテーブルから右手のトイレ、浴室までが直線で結ばれ、忙しい奥さまの負担を軽減する。目の届く場所で過ごす時間が増えるよう、カウンターや奥のテーブルなど宿題やパソコンのためのスペースを用意

ロフトからリビングを見下ろす。間仕切りがないので、常に家族の気配を感じながら暮らすことができる。無垢の床は、歳月とともに飴色に変化していく

ダイニングキッチンの横に多目的スペースを配置。引き戸を閉めれば個室として使え、親と同居する際はここを寝室にするなど、家族の成長とともに用途を変更できる