玄関に足を踏み入れると正面の大きな開口に中庭が広がり、思わず声が出るほどの開放感。右手は使い勝手のいい土間収納。子世帯入口のドアはマットなブラックがお気に入り

SNSを参考に奥さまのセンスを取り入れた子世帯のLDK。間接照明を設えた下がり天井が、スタイリッシュな空間に落ち着きを添えている。ハンモック用の金具も用意

キッチンに立てばLDK全体に目が届き、デッキで遊ぶ姿や玄関の出入り、さらには親世帯の様子もさりげなく感じられる。ぐるっと周遊できるキッチンは奥さまの希望。適材適所の収納やキッチン近くにまとめられた水回りとともに、家事の負担を軽減している

親世帯のLDKは畳敷きのリビングとの間のパーテーションを開けば、24畳を超える広さ。さらに中庭からも明るさと広さが運ばれる。ブラウンをベースにした室内は、ほっとくつろげる雰囲気。展示場で気に入った作業台兼カウンターが、一般的なテーブルとは違う居心地と利便性を生んでいる

以前から植えられている庭の梅を楽しめるよう計画された親世帯のリビング。壁一面の収納ボードがピッタリ納まるようにしても らった

ご主人の書斎は掘りごたつ式で、おこもり感抜群。愛犬ロンくんのスペースには専用の出入口も用意された

建物の中央にレイアウトされた中庭は、室内と高さをそろえたデッキ仕立てに。開口部を大きく取ることで、玄関と両世帯のLDKに明るさと開放感をもたらし、書斎や収納が並ぶ北側にも光を届ける。水道が備えられ、BBQやプールにも活躍

それぞれが選んだ外壁を玄関の左右で張り分けた。バランスに配慮されているので、統一感ある表情に

2階の子世帯の入口に、ただいま手洗いコーナーを設置。高さ2.4m、厚さ5.8cmもあるイタリア製のリビングドアが重厚感を醸し出している

子世帯のLDKはリラックス、見守り、家事ラクが融合。床には上品さが魅力のサクラ。右手の造作カウンターはご主人の仕事や将来の宿題に。複数の動線が暮らしやすさを高めている

2F子世帯の小上がりの畳コーナーからスカイバルコニーへ出られる。ベンチを造作したので、花火を眺めながらビールを飲んだりBBQをしたりと、アウトドアリビングとして楽しむことができる

北欧スタイルを意識した子世帯のＬＤＫ。ブラックチェリーの床に対して、カウンターや柱などにはクリやタモ、ナラといった異なる広葉樹を用い、それぞれの質感や表情の違いを楽しめる。アイアンやステンレスなどのメタリックな素材をアクセントに用い、甘さを抑えたスタイリッシュな空間を演出