シンプルな木の空間に、間接照明やスポットライトによる灯りの演出を加えて上品に演出した玄関。玄関収納は腰板と同材のパイン材を用いた造作家具。サイドにはお母さまの要望でスリッパをしまう棚を設けてある

天平の古刹を想わせる横長の平屋建てのフォルムが夜空に映える外観。銅板の一文字葺きの瓦を用いた新和風のデザインが印象深い

チェリーの床の優美な木目が安らぎを感じさせるLDK。対面キッチンの正面にリビング、ダイニングの正面に6畳の畳コーナーがあり、それぞれの場所で多様な寛ぎ感を楽しめる。LDKの中央にはヒノキの大黒柱がどっしりと構えている

ダイニングテーブルはキッチンと一列に並べて配置してあるので、配膳や片付けがラクラク。勾配天井にハイサイドライトを設けたことで、LDKがいっそう明るい空間に

間接照明が夜のLDKを華やかに演出。暮らしのシーンに応じて灯りを演出できるライティング計画を採用している

ダイニングと畳コーナーを仕切るようにカウンタースペースを設置。PC作業や読書など多目的に利用できる

ダイニングには大容量の壁面収納を設け、LDKでよく使う日用品などをすっきり収納。ダイニングの北側にはキッチンや水回りに通じる裏動線がある

リビングに設けたローボードは『KOZEN STYLE』のオリジナル。サクラの床とマッチして統一美を感じさせる

こだわりの大黒柱はケヤキ、フロアは無垢のパイン材、腰板は杉を使用

梁を出すために天井を少し高く。パイン材は節目のあるなしで床と腰板を使い分けた

造作の玄関収納には匠の技による精巧なマツ材のスリッパ入れをサイドに設置

無垢の床が広がるシンプルな空間に、アイアン階段や梁の「黒」を加えてレトロ感を演出。間接照明の柔らかな灯りで、アンティークソファの存在感が際立って見える

玄関は、白をベースに清潔感のある印象に。アクセントクロスやペンダント照明、間接照明を加えてモダンに演出した

ニッチと星型の照明がアクセントの玄関。テラコッタのタイルとパイン材の床の素材感がナチュラルでかわいい

田舎のおばあちゃん家に来たような通り土間のある広い玄関。天井も床と同じパイン材を採用し、ぬくもりのある空間に

古材を活かした木構造が凛とした表情に。右手には大黒柱だったケヤキが。「玄関の正面というハレの場に使ってもらえてうれしい」とお母さま

玄関から続く羽目板の腰壁が、空間の統一感とほどよい上品さを演出する。キッチンから家族を見渡せ、リビング階段によってつながりが育まれるよう計画

玄関は高級旅館のように端正で上品な佇まい。匠の精緻な造作によって床や壁、天井に用いた上質材の美しさが際立っている