「部屋数が欲しいので諦めていた」という吹き抜けを、永田さんが上手に設計。壁にウッドパネルがあしらわれ、家族写真がセンスよく飾られている

外壁には、Oさんが住宅イベント「遠州バザール」で出合った樹脂サイディングを採用してもらったそう。汚れに強くメンテナンスフリーで、軽くて耐震性抜群

クリ無垢材の柔らかな色合いと、白い壁、吹き抜けの階段から注ぐ光が心地いいLDK。計画収納や造作収納のおかげで、無駄な家具がなく広々と過ごせる

キッチン背面の収納は、便利な引き出しカウンターつき。「兄弟が多いので、スムーズに暮らすためにお手伝いは必須。調理も手伝ってもらいます」と奥さま。ゴミ箱の高さまで想定しながらご主人が造作家具のベースを設計

サニタリーは5畳と広く、室内干しが可能。外干し用のデッキもある

2階子ども室の1つは、双子である次男＆三男用。将来仕切ることもできる

長男の個室には小屋裏収納への扉を用意。他に5畳のウォークインクローゼットもあり、収納がたっぷり

玄関から繋がる土間付き両側収納。アウトドア用品や外遊び用道具など、大容量でもスッキリ

老後を考慮して、車椅子に乗ったままでも利用できるようにと、トイレを広く確保。家のそこかしこに飾られた絵画や写真をはじめ、ニッチに置かれた本や雑貨にも、暮らしを上手に楽しむ施主さんのセンスがあふれている

ちょっとした観葉植物がよく似合う、アイランド型のオープンキッチン。壁面にはブルーのタイルがセンスよくあしらわれている

木製の縦格子と軒が和の雰囲気を醸す玄関。アプローチには、コンクリートや大きめの石など異なる素材がセンスよくあしらわれている

寝室の吹き抜けにはキャットウォークと小屋裏をつなぐ室内窓。施主さんの要望と建築家のセンスが溶け合う

「畳数にとらわれず、3Dをイメージして設計する」という『カミヤ』の手腕を発揮。吹き抜けを通してキッチン、リビング、ロフトが 繋がり、いつも家族の息づかいが伝わる

外観デザインに奥行きを出すため設計した庇が印象的なMさん邸。軒天井にあしらった天然木が醸し出す、水平ラインが美しい

キッチン背面には飾り棚を設置。お気に入りのカップなどを飾って楽しめる。壁の一部にはステンドグラスもあしらった。照明は施主さん支給の「ルイスポールセン　PH5」。家具付きプランなので、ダイニングセット、ソファテレビボードはプレゼント

白・黒・グレーと木目でコーディネートされたLDK。照明や家具のセレクトにも施主さんのセンスが光る。光と風を効率よく取り込めるような窓の位置と大きさに建築家の経験値が息づいている

リビングと2階ホールは吹き抜けを通じてつながる。「ソファでくつろいでいると、2階から子どもが声をかけてくることもよくあります」とSさん。天井いっぱいまでの収納を設けたTVボードも、同社のオリジナルデザイン

ご夫婦がどうしても欲しかった吹抜けのリビング。大きな建物が隣接しているので、吹抜けの高窓から光を招き入れるように設計。ヴィンテージっぽい床は『納得住宅』オリジナルのJHON（ジョン）で、大工さんであるご主人のお父さまもその質感を褒めてくれた