ガーデンライトにより「真っ白な塗り壁のキャンパス」が引き立つ。夜には光が漏れて、真四角で統一した『窓』が浮き出てくるのもポイント

ガルバリウム鋼板に、杉板・塗り壁・緑が組み合わされた、穏やかで洗練された外観デザイン

大きなLDKと和室が繋がった大空間は「大勢のお客様が来ても、みんなが同じ空間にいられるように」とのお施主様の強い想いから実現した。床には無垢のカバ桜材を使用し、室内に明るさとぬくもりを与えている

大勢で腰掛けられるダイニングテーブルとカウンターを一体で製作。後ろにあるカウンターはテーブルとお揃いのブラックチェリー材。ＰＣ作業・家事・子供の勉強にと、様々な場面で活躍してくれる

目に飛び込んでくるふすまはご主人の応援している球団カラー。リビング続きの和室は、全体の雰囲気を損なわないようモダンなテイストにまとめた。地窓からはさりげなく優しい光が差し込む

スッキリした外観とアプローチ。全体がシンプルゆえに、シンボルツリーの緑がよく映える

落ち着いた雰囲気にまとめた寝室。「たっぷりの収納を」と、メインのクローゼットとは別に、ご主人・奥様各々のウォークインクローゼットも設けている

外壁の一部にも杉板を使用。外観との調和を考え、物干は手すりと同じ素材で製作した、こちらは設計士こだわりの一品

和紙のペンダントライトがニュアンスを与え、格子から漏れてくる明かりに癒やされる

真っ白な塗り壁の外観は、窓を設置しないことで雨だれの発生を防ぐため、長期にわたって外壁を美しく保つことができる。ライトブラウンの木目と植栽の緑が白い外壁を引き立たせ、シンプルな佇まいでもぬくもりと上品な印象を与える

オール木材の外壁が独創的。日中、外からの視線を遮りながら陽の光を取り込む格子の外壁。夜は優しく明かりが漏れる

木と塗り壁の風合いが優しい印象の外観。窓の配置によって、夜、室内から漏れる明かりもデザインの一部に取り込む。玄関の地窓や間接照明にもこだわりを感じる

ゆったりとしたスペースの洗面脱衣室。白で統一したことで、より広く感じられる。ハイサイドライトから安定した光が射し込み、北面とは思えないほどの明るさをもたらす

無垢の木が持つ柔らかでグラデーションのあるブラウンが印象的なLDK。塗り壁のクリーム色、ライトグレーの3色に色味を抑えて、永く住み継げる飽きのこないデザインに

玄関ホールは、柔らかな光でゲストを迎える真鍮のブラケットライトがポイント。季節によって飾り棚のインテリアを変えて楽しむことも。天井まで届くハイドアが空間をより広く見せている

ライトグレーの塗り壁の外壁に、玄関ポーチの板張りの外壁を組み合わせて変化をつけた外観。101.5坪の広い敷地を生かし、延床31.6坪の平屋が実現。夜は塗り壁や木目の質感が照明に映えて美しい

豊かな自然の景色を楽しむために大きな開口部を設け、さらに吹抜けを採用したことでより開放感が生まれたLDK。高窓の障子から漏れる淡い光もポイント。地元天竜産の杉をふんだんに使い、柱と梁をあえて見せる真壁づくりの空間に癒やされる

吊り戸棚を廃し、すっきり広々とした対面キッチン。「女房の喜ぶ顔が見たくてね」と、ご主人はいつも釣ってきた魚を自分でおろして皿に盛りつける。ダウンライトのやさしい光が料理をよりおいしく見せる