玄関ポーチのクマちゃんの壁は、『つくし工房』の藤井社長がパネルに型を描き、それに沿って大工職人が切り抜いてベースをつくり、塗り壁で仕上げたもの。愛嬌があって可愛らしいとご近所でも評判！

白い塗り壁とテラコッタ調の瓦がヨーロッパの邸宅を思わせる外観。堂々としたファサードが建物を実寸以上に大きく見せている。クマちゃんのシルエットをあしらった玄関ポーチの壁は周囲からの注目の的。建物の駐車場側にはご主人のバイクガレージも備わっている

玄関ホールからLDKに入ると正面にダイニングキッチンがあり、帰宅した子どもを「おかえり」とすぐに迎えてあげられる。キッチンの横には階段下を利用してパントリーを設けてあり、キッチン周りがスッキリ片付く。外観の雰囲気を踏襲し、キッチンの垂れ壁も曲線にした

バニラ色の塗り壁の外壁とパインの無垢床が織りなすリビングは、一部が吹き抜けとなっているため明るさと開放感が増し、ナチュラルな心地よさに包まれている

寝室にはロフトを設けてあり、その下部分は奥さまのパウダールームとして利用。サロンのように落ち着きがあって「こもり感」のあるスペースで、リラックスしながらスキンケアやメイクを楽しめる

2階の寝室の隣に設けたご主人のゲーム部屋。壁をグレーで統一し、クールモダンに演出

2階の廊下には吹き抜けに面してアイアンの手すりを設けた。製作者はクリエーターの阿部さん。住まいの雰囲気に合わせて、エレガントなデザインに仕上げてある

名古屋モザイクの「コラベル」のタイルをアクセントに用いたオリジナルの洗面台。鏡も洗面台も同社のオリジナル。「気がついたら、阿部さんがカウンターの下の木扉までつくってくれてあり、感激しました」とご主人

三角屋根に真っ白な塗り壁が映える外観は、ご近所さんからの評判もいい

ご主人が左官職人としての腕を発揮した玄関ホール。全員で手形を残した壁には、タイルで描いたショートケーキのモチーフがあしらわれている

自然素材に囲まれた温かみあるLDK。曲線で描かれた塗り壁に、『つくし工房』オリジナルの食器棚、室内扉がよく馴染む。床材や腰壁はエイジング加工をし、遊び心のあるアンティーク感を演出している

天竜杉、珪藻土、雪見障子の構成とコントラストが美しい和室。満月照明、押入れの取手、込み栓など、細かい部分まで大工の職人技が光る。石牧社長が開発したオリジナルの珪藻土は、樹脂が入っていない100％自然素材でできているので調湿効果と耐久性のレベルが違う