栃木県県央
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「木が好き」という奥さまの好みを反映したS邸。玄関まわりをはじめ、床や天井など、至るところに愛知県産材の杉板を多用している。将来、ワンフロアで生活することを考え、1階にリビングダイニングと水回り、寝室を配置してテイストを和風に。子どもたちの個室を集めた2階は、木枠を減らすなどして和モダンに近づけた。内壁の下地に厚塗りの砂漆喰を施すなど、S邸では見えない部分にもこだわっている。取り壊したときのことまで考え、新建材はほぼ使わず、自然に還るエコなものを厳選。大工の手仕事と自然素材のぬくもりがあふれる、人にも環境にもやさしい住まいに仕上げた。繰り返しの地震にも倒れない強い家を目指し、現代工法の中に伝統工法を取り入れているのも特徴のひとつ。湿気を室内外で自由にしつつ、熱さから家を守る透湿高気密高断熱により、各フロアにエアコン1台ずつで夏は涼しく、冬は暖かい。
耐久性
耐風等級2相当
耐震性
耐震等級3相当
省エネルギー性
C値(0.5)、UA値(0.46)
通風・換気性
換気システム 第三種換気
劣化対策
劣化対策等級3相当
遮音性
ドア・サッシ、APW330、セルロースファイバー
バリアフリー
自然素材にこだわった、人にも家にも、次世代や環境にもやさしい家です。大工として勉強し、考えてきたことを実践。自分が住みたいと思える家づくりができました。木や塗り壁が好きなSさん家族にぴったりの住まいになったと思います。
代表取締役・浅井隆利 さん
本体価格 |
建築本体工事費2,600万円坪単価78万円 総施工費2,900万円 ※金額は購入当時のものです |
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設計者名 | 浅井隆利 |
施工社名 | 浅井隆利 |
敷地面積 | 249.97㎡ [75.62坪] |
延床面積 | 107.24㎡ [32.50坪](1階70.65㎡、2階40.59㎡) |
構造・工法 | 木造軸組工法 |
竣工 | 2021年2月 |
施工期間 | 7か月 |
外部仕上げ(屋根) | 平瓦 |
外部仕上げ(外壁) | 塗壁(木摺り下地、砂漆喰下塗り、土モルタル仕上げ)、杉板、ガルバリウム鋼板 |
内部仕上げ(床) | 杉板 |
内部仕上げ(内壁) | 杉板、和紙クロス、薄塗り壁、木摺り下地の土壁、木摺り下地の厚塗り砂漆喰 |
内部仕上げ(天井) | 杉板、和紙クロス |
内部仕上げ(断熱材) | セルロースファイバー |
内部仕上げ(柱) | ヒノキ |
使用メーカー(バス) | Takara |
使用メーカー(トイレ) | TOTO、LIXIL |
使用メーカー(キッチン) | クリナップ |
使用メーカー(窓・サッシ) | YKK APW330 |
設備・施設 | 24時間換気システム「ルフロ」 |
木や塗り壁が好きで、家を建てるなら自然素材がいいと思っていました。『浅井住宅』を知ったきっかけは、知人の紹介です。完成見学会に2度ほど足を運び、下地まで自然素材で大工さんが建てる家の魅力を実感。他社と比較検討することなく、家づくりを託すことに決めました。家のサイズ、吹き抜けの有無、水回りの配置など、要望がコロコロと変わっても、浅井さんは柔軟に対応してくれました。無垢の木、厚塗り漆喰、土壁、和紙クロスなど本物の自然素材を使った家は、心地良くて落ち着きます。
分譲マンションで数十年、暮らしていましたが、一軒家はずっと憧れでした。実家の土地に建てられることになり、念願だった家づくりに動き出しました。
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