寝室～クローゼット～洗面室と続く動線計画。各所を広く、余裕をもたせることで、単純明快な平屋の良さが強調され、且つ暮らしがスムーズに繋がるよう設計しました。 玄関を通り、キッチン～リビングと回遊することもできます。

古民家嗜好のお施主様と吟味した、こだわりの素材で仕上げた和モダンな外観。緩勾配の大きな屋根で水平ラインを強調し、落ち着きのある佇まいを演出しています。

黒と白のモノトーンでまとめられた外観。漆喰調の純白の外壁を、竹やカエデなど表情豊かな植栽で彩ります。

玄関土間には天然石の「深岩石(ふかいわいし)」を採用。やさしいブルーグリーンの深岩石と、木材の調和が美しい空間が出来上がりました。

「深岩石」はトヨタウッドユーホームの本社がある宇都宮市のお隣「栃木県鹿沼市」で採掘されています。地元の素材を取り入れてみることも楽しいですね。

LDKは古家具をインテリアの主役に据えて、趣きのある室内に。

古物の魅力を最大限に引き出すため、対面式キッチンの背面にある食器棚は大型の引き戸で目立たない用にしました。

平屋のワンルームスタイルは空間が単調になりがち。リビング部分に勾配天井を採用し、空間に変化と広がりをもたせました。

初期は内障子を検討していましたが、古家具・古民家スタイルを生かすために、柿渋色の木製井桁格子戸を採用。和の風情が染みわたる空間に仕上がりました。 遮光は電動シャッターで実現しています。

玄関からリビングを通らずに、洗面脱衣室、浴室、キッチンへ。ノンストップでつながる動線が暮らしをスムーズに

スムーズな生活動線を考えた回遊性のあるLDK。中庭へと繋がるドアの位置も洗濯動線を考えて設置した

スキップフロアとダウンリビングを設けて縦の空間に変化をもたせ、開放感を演出。キッチンとリビングを上下に分けたことで、それぞれの空間に落ち着きが生まれ、より質の高い暮らしを楽しめる。キッチンの回遊動線など、効率的な動線も確保できた

一般的な平屋で悩みがちな収納問題を一気に解決する、大収納空間「蔵」。12畳という圧倒的な広さで、暮らしとともに増えていくモノの量にも余裕で対応できる。リビング・玄関・外の３方向から利用できるところも大きな魅力