平屋のワンルームスタイルは空間が単調になりがち。リビング部分に勾配天井を採用し、空間に変化と広がりをもたせた。

古民家嗜好のお施主様と吟味した、こだわりの素材で仕上げた和モダンな外観。緩勾配の大きな屋根で水平ラインを強調し、落ち着きのある佇まいを演出。

黒と白のモノトーンでまとめられた外観。漆喰調の純白の外壁を、竹やカエデなど表情豊かな植栽で彩る。

玄関土間には天然石の「深岩石(ふかいわいし)」を採用。やさしいブルーグリーンの深岩石と、木材の調和が美しい空間が出来上がった。

「深岩石」はトヨタウッドユーホームの本社がある宇都宮市のお隣「栃木県鹿沼市」で採掘されており、地元の素材を取り入れている。

LDKは古家具をインテリアの主役に据えて、趣きのある室内に。

古物の魅力を最大限に引き出すため、対面式キッチンの背面にある食器棚は大型の引き戸で目立たない用に。

初期は内障子を検討していましたが、古家具・古民家スタイルを生かすために、柿渋色の木製井桁格子戸を採用。和の風情が染みわたる空間に仕上げた。遮光は電動シャッターで実現。

平屋のワンルームスタイルは空間が単調になりがち。リビング部分に勾配天井を採用し、空間に変化と広がりをもたせました。

床の間、仏間をしつらえた真壁づくりの和室。床の間にRの曲線を採用し、単調になりがちな空間に変化をつけた

単調になりがちな平屋の間取りでも、リビングに折り上げ天井を採用し、開口部を大きくとったことで変化が生まれ、より開放感が生まれた

あえてドアを付けず、空間に広がりをもたせたリビング

2階の子世帯は、奥行き約22mの細長いLDKが特徴。リビングに勾配天井を採用し、ダイニングと床を変えることで、単調になりがちな空間に変化をつけた。テレビステーションの天然石が高級感を演出

居住スペースと玄関部分の屋根勾配を逆向きにしたスタイリッシュな平屋

ゆったりとした広さを確保したLDK。キッチンと、リビングダイニングスペースの天井高に変化を付けることで、緩やかなゾーニングと視覚的な広がりをもたせた

リビングの勾配天井が縦空間の広がりをもたらす

1階のレストルーム。職人の熟練技を感じるグレーの塗り壁はイタリア漆喰の「ユーロスタッコ」で、単調になりがちな空間をグッと引き立ててくれる

周囲の緑と調和した平屋の外観。片流れの屋根に勾配を大きくもたせたことで、スタイリッシュなデザインに仕上がっただけでなく、屋根裏も収納や居室に利用できる