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フジモクの家(富士木材) | 真っ白いシャツが似合う家と家族で、ずっと

真っ白いシャツが似合う家と家族で、ずっと

デザインにこだわった暮らし ナチュラルデザイン

吹き抜けからたっぷりの光が運ばれる朝も。階段にぶら下がるお兄ちゃんのもとに、弟くんがはいはいで急ぐ午後も。それから2階の大きな窓にきれいな夜景が広がる夜も。O邸には1日中、富士ヒノキの香りとぬくもりが満ちている。そんな「木を使った家」を叶えたO邸のコンセプトは、じつにユニーク。それは、“80歳になっても似合う家”。「最初はカフェみたいな空間を望んでいましたが、おじいちゃんおばあちゃんになったら、どうなのかなって」。だから室内は家族の定番の白いシャツがなじむよう、無垢を活かしてシンプルに。外観にはさりげない和を添えた。目指したのは10年後も30年後も、帰宅がうれしくなり、一緒にお茶を楽しむ姿がイメージできる空間だ。

「人生80年。1、2年かけても、無駄にはならないと思いません?」というOさん夫妻の家づくりに対する考え方が、“叶えたい未来”の精度を高めた。公園から戻ったパパと子どもたちは土間収納に荷物を置き、家族用の玄関を通って洗面へ直行! 畳コーナーでゴロゴロしているうちにウトウトしても、キッチンのママから目が届くので安心だ。パパの書斎、ママの家事カウンターと、それぞれの居場所が用意されたことで、趣味や勉強に取り組む時間も充実している。「近くにある実家とあたたかさが違いすぎてビックリ!」と語る性能の高さも、笑顔の理由だ。依頼先選びの決め手は地元に根づいていて、ずっと先まで寄り添ってもらえること。そう、未来の安心と快適を見すえた家は、もちろん今日だって心地いい。

フジモクの家(富士木材)|1階は無垢と珪藻土。肌ざわりも、跳ね返る光もやわらかい。吹き抜けのある23畳もの空間だが、冬のあたたかさは想像以上で、性能の高さを実感

1階は無垢と珪藻土。肌ざわりも、跳ね返る光もやわらかい。吹き抜けのある23畳もの空間だが、冬のあたたかさは想像以上で、性能の高さを実感

フジモクの家(富士木材)|どこを切り取っても、無垢のやさしさが目に届く。経年変化も楽しみ

どこを切り取っても、無垢のやさしさが目に届く。経年変化も楽しみ

フジモクの家(富士木材)|家具や照明は空間にあわせて。奥の収納にはDVDプレイヤーなどの機器がまとめられている

家具や照明は空間にあわせて。奥の収納にはDVDプレイヤーなどの機器がまとめられている

フジモクの家(富士木材)|畳コーナーの位置も吟味を重ねた。右手には宿題用のカウンター

畳コーナーの位置も吟味を重ねた。右手には宿題用のカウンター

フジモクの家(富士木材)|洗面台の隣に造作してもらった用途多彩なデスク。家事の合間に、ほっとひと息も

洗面台の隣に造作してもらった用途多彩なデスク。家事の合間に、ほっとひと息も

フジモクの家(富士木材)|仕事関係の勉強のために書斎を用意。2方向のカウンターと本棚を造り付け、2畳の空間を有効活用

仕事関係の勉強のために書斎を用意。2方向のカウンターと本棚を造り付け、2畳の空間を有効活用

フジモクの家(富士木材)|キャットウォークに室内物干し用のパイプを設置。おひさまの光が注ぐ特等席で乾きもはやい

キャットウォークに室内物干し用のパイプを設置。おひさまの光が注ぐ特等席で乾きもはやい

フジモクの家(富士木材)|『フジモク』は創業100年を超える材木店が出発点。上質な素材が適材適所で使われることに加え、職人のていねいな仕事もうれしい

『フジモク』は創業100年を超える材木店が出発点。上質な素材が適材適所で使われることに加え、職人のていねいな仕事もうれしい

フジモクの家(富士木材)|玄関は土間仕立て。右側に収納と家族用の玄関が続く。LDKへの入口の建具はオリジナル。見学会の家を参考にした

玄関は土間仕立て。右側に収納と家族用の玄関が続く。LDKへの入口の建具はオリジナル。見学会の家を参考にした

フジモクの家(富士木材)|安心感あるフォルムが、住まい手の人柄を感じさせる。ご主人の希望で軒を出したが、和に寄り過ぎないようにした

安心感あるフォルムが、住まい手の人柄を感じさせる。ご主人の希望で軒を出したが、和に寄り過ぎないようにした

OWNER’S PROFILE

ご主人は地元、奥さまは東京の出身。休日の楽しみは近くの公園めぐり。学生時代サッカーに打ち込んだご主人は、お子さまのトレーニングをひっそりスタート。

ご主人は地元、奥さまは東京の出身。休日の楽しみは近くの公園めぐり。学生時代サッカーに打ち込んだご主人は、お子さまのトレーニングをひっそりスタート。

このコラムを書いた人

松浦 伸之

松浦 伸之

吉田町出身。静岡大学工学部卒業後、医療用具メーカーにて製造マシンの設計・製作に従事。ある事故をきっかけに、“うれしさの近くにある仕事”をと考え、2002年にデイクリップをスタート。

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