2つの世帯の間には緩衝地帯となる、トンネル状のインナーデッキスペースを設けている。

建築家であるお施主様のお父様が設計された、独立型二世帯住宅。

モノトーンをベースに、シックな木目の床と天井が映える落ち着く空間。

フルフラットカウンターがスマートなアイランドキッチン。

家でも集中して仕事がこなせる落ち着いた色合いの書斎。

グランドピアノのあるリビングは勾配天井で、リズミカルに配置したハイサイドライトから明るい光を奥のダイニングキッチンまで取り込んでいる。

収納の下に地窓を設け、隅々まで光が回る明るい空間に。

エッジの効いた外観デザインがトワイライトに美しく浮かび上がる。外部との緩衝地帯にリラックス空間としてのバルコニーを設けた。交通量の激しい表通りからの目線を遮りつつ、光と風を巧みに確保する設計力が光る

1階の親世帯にはリビングからもそのまま出入りできるデッキを設けた。物干しスペースにもなるため、屋根を付けて小雨対策も万全に

インナーテラスの横にはリビングとフラットにつながる和室スペースを設けた

両親の部屋とLDKの間につくった和室は二世帯の共有スペース。今日はジイジが絵本の読み聞かせ

引き戸で仕切る2間続きの子ども部屋。長男のスペースは、ロフトベッドで上手に空間を活用し、自分だけのくつろぎスペースを設けている

収納量たっぷりの土間スペース。リビングと間には格子で目隠しを設けた

二世帯を家の中でつなぐ渡り廊下スペースに、茶室兼仏間の和室を配することで、お母さまの生活空間としても使用可。親子世帯を緩くつなぐ共有スペースとなっている

2階に設けられた子世帯のセカンドリビング。親世帯と生活時間が異なる場合も考慮した間取りに

2階の部屋干しスペースはインナーバルコニーへとつながる

親世帯のLDK。窓の外にはタイルデッキと庭が続き、子世帯のLDKとやわらかくつながる。普段は背中側にレイアウトされている寝室との間を開き、大きな空間として使用している