洗練された洋のデザインよりも、「和」のテイストが大好きなＩさん夫妻。『サイエンスホーム』の完成見学会に足を運び、柱や梁を見せる「真壁づくり」の雰囲気にすっかり魅せられたそう。新居は、広い敷地にIさん世帯とお母さま世帯の家を別々に建て、ウッドデッキで2棟を繋いだ。Ｉさん宅の玄関を入ると、洗い出しの土間玄関や坪庭など、昔懐かしい和の要素を盛り込み、LDKまでの距離を長く取ることで、風情を楽しめる。使い勝手のいいアイランドキッチンからは空間全体が見渡せて子育てママも安心だ。「一年中素足で生活したい！」という要望を受けて実現した畳のリビングは、旅館のように心の奥底からリラックスできる。ご主人は仕事から帰ったらビールを呑んで、畳の上でゴロゴロ。子どもたちは夏も冬も裸足で家中を走り回る。真壁づくりと外張り断熱の心地よい家は、大人も子どもも健やかに、のびのび暮らしたいという30代夫婦の夢を予算内で叶えた。