栃木県県央
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新居の引き渡し日に入籍したM夫妻。2人の新婚生活は、5人家族のにぎやかな暮らしの中でスタートした。もともと、隣にある実家でご主人、両親、祖母の4人で生活していたが、老朽化が進み、結婚を機に隣地を購入して新築することに。現在は3世帯、子どもが生まれれば4世代が暮らすことになる。
M邸の特徴は、プライベート空間も確保しながら、共有空間を大切にしていること。広々としたキッチンで一緒に料理をしたり、リビングに集まって食事をしたり、カフェ風のカウンターでお酒を飲んだり。仲の良い家族の中心にいるのが、「みいちゃん」「ママ」と呼び合う奥さまとご主人のお母さま。交際2年の新婚の「嫁姑」関係とは思えないほど、距離感が近い。
オープンでフレンドリーなM家には、親戚や友人もよく訪ねてくる。大人数なら1階のリビングで過ごしてもいいし、リビングの建具を閉めれば夫妻の友人が親世帯に気兼ねなく2階に上がることもできる。2階には夫妻用のサブLDKと寝室、そして近い将来のための子ども部屋。「自分の経験から収納を多くして、憧れだったロフトをつくってもらいました」と奥さまの思い入れが強い場所だ。
こうした新居の計画は、週末の夜、奥さまも交えた実家の家族会議で進められた。「洗面所は脱衣所の外にあった方がいいんじゃない」「花粉症だから、春は室内干しにしたいね」。家族会議で出たみんなの要望は、さまざまな生活提案を比較できるプレゼンハウス®で体感しながら、ブラッシュアップ。たくさんのアイデアに触れたことで「この会社なら」と期待に胸を膨らませた。
当初、新しく家族の一員となる奥さまに、不安がなかったわけではない。お互いが気持ちよく生活できるような気遣いは必要だし、フルタイムで働く職場は遠くなる。それでも、みんなで楽しむ時間と自分たちの時間のメリハリがつけられるように、家事を含めた生活が便利になるように。細かな部分まで配慮のある設計のプロたちと一緒にみんなでつくった新居。「今は気持ちにも余裕ができた気がします」と嬉しそうに話してくれた。
ご主人には2歳下の妹がいて、そのさらに2歳下になる奥さま。ご主人のお母さまは「末っ子が一人増えたよう」と笑う。「もうそろそろいいんじゃない?」「味見してみよっか」。テンポのよい会話とともに、楽しげに料理をする姿は実の親子のようだ。2人が同時に動きやすいよう、キッチンは広めに設計されている
自然光に映えるアイアンのスケルトン階段。床を一段下げた手前のダウンリビングは、『三和建設』のプレゼンハウス®を参考にした。ドアを閉めれば気兼ねなく2階に上がれる配慮も
念願の新居で笑顔も増えたM夫妻。朝と夜、愛犬の散歩にはできるだけ2人一緒に出かけるそう
お気に入りのカフェ風カウンターはシックな雰囲気でコーディネート。高めのスツールに座り、ゆっくりお酒を楽しむ夜が待ち遠しい
洋食が得意な奥さまと和食が得意なお母さま。週末はよく一緒に料理をするのだとか。大人数でにぎやかに食べる食事は、いつも以上に美味しく感じられる
一緒に料理をしたり、食事をしたり。3世帯が自然体で、楽しく、便利に暮らせる家が完成した
新婚のM夫妻はともに30代。ご主人の両親、祖母、愛犬の合計5人と3匹で暮らすにぎやか家族。奥さまも結婚前から週末はご主人の実家で一緒に過ごし、あっという間に仲良くなった。
フリーライター