栃木県県央
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長男夫婦と同居するにあたり二世帯住宅に建替えたSさん。「人生を90年と考えた時に、もっと心地いい暮らしができたら幸せだなと思っていたところでした」。花木に関わる仕事をするご主人と、とにかく花が大好きな奥さま。ガーデニングで玄関を彩るだけでなく、家の中はグリーンやドライフラワーを飾り、クロスやカーテンにも花柄を選んで、花に囲まれた生活を送っている。そこに、そろりそろりと現れるのが家族を癒す3匹の猫たちだ。日当たりのいいリビング、長女の部屋がお気に入りのようで気ままに動き回り、ときにはイタズラも。もしかしたら、居心地のよさを誰よりも感じているのかもしれない。
S邸は左右分離型で、2戸の家を連結させたような二世帯住宅。独立した間取りで一番気を使ったのが生活音だという。そのため、それぞれ1階に設けたLDKを対角に配置しているのが特徴だ。親世帯、子世帯のプライバシーを配慮し、適度に寄り添い合うことができる間取りの提案に家族全員が納得し、『四季彩ひだまり工房』への依頼が決まった。また、白を基調とした明るくナチュラルな雰囲気の親世帯とはうって変わって、子世帯はダークな木目にシックなクロスをチョイスした落ち着いた雰囲気。「好きなものに囲まれてのんびりするのが一番」とお気に入りのソファで本を読んだり、お茶をしたり、夫婦でまったり。そのうえ、自他ともに認めるコレクターの長男は、隠れ家までしっかり確保。おのおのが自分時間を満喫している。
壁・床・家具。子世帯の住まいは「色の配置と統一感」にこだわった。さらに無機質なテイストと植物の組み合わせがカッコよさを演出
優しい質感の素材や緑に囲まれ猫も快適
自然光たっぷりの親世帯のLDK。明るい木目や梁がご主人のお好み
お気に入りの空間で落ち着いて読書をする至福の時間
2畳の書斎は長男の「秘密基地」
子世帯の2階ホールに設けた手洗い場。好きなカラーのボウルと添えられた花に癒される
香りもインテリアも「好き」を集めた
場所ごとに雰囲気のあるディスプレイを
季節の花が出迎えてくれる玄関
プライバシーを重視し縦割りの完全分離型に。親世帯は「明るく、かわいく」、子世帯は「色を抑えた落ち着いた空間」がテーマ。外観は長男の好みを反映。
印刷会社でタウン情報誌などの制作に携わった後、フリーランスに。