リフォームしたい!ローンは?
2020/02/27|くふうイエタテカウンターアピタ静岡店
こんにちは。アピタ静岡店です。
こちらの相談カウンターには、新築のご相談ばかりではなく、
・現在住んでいる家を住みやすくリフォームしたい
・中古住宅を購入したので、気になるところをリフォームしたい
・開業するのに、違う業種で使用していた中古店舗を借りたのでリフォームしたい
など、様々なリフォームのご相談もあります。
その時、話題にあがるのが
「リフォームローンと住宅ローンってどう違うのですか?」
「どちらが得ってありますか?」
「リフォームで住宅ローンをつかえるのですか?」
そうですね、実際、どうなのでしょう。
リフォームローンと住宅ローンの違いとは
リフォームには数万円から数十万円程度で済む部分的な改修工事から、
1000万円以上の費用がかかる大掛かりなリフォームまであります。
リフォームのためのローンには「リフォームローン」がありますが、
多くの方が住宅を取得するためのローンと思っている
「住宅ローン」もリフォームに利用することができます。
特徴的な違いは、借り入れのしやすさ、金利、借り入れ可能な金額の違いです。
ですので、利用にあたってそれぞれメリットとデメリットがあります。
住宅ローンを使うメリット・デメリット
★メリット★
多額の費用がかかっても、返済計画を長く設定できるため、
人生の資金設計を計画的に立てられます。
金利優遇措置もあり、教育費などあらかじめわかっている資金と併せての計画も立てやすく、
金利の選択肢が複数あり返済計画に合わせて自由に選ぶことができます。
多額の費用がかかっても、必要なリフォームをしっかり行うことができ、
将来的に必要なリフォームも一度に済ませてしまうことも可能です。
★デメリット★
担保として抵当権を設定する必要があります。
借り入れのための審査が厳しく、必要な書類も多くなります。
審査が済んでから融資が決定するまで工事に取り掛かることができず、
余裕を持って申し込むことが必要です。
抵当権設定のための費用や金融機関の保証料といった費用も発生します。
リフォームローンを使うメリット・デメリット
★メリット★
担保が不要で、審査も住宅ローンより通りやすく、
金融機関によっては保証人が不要なこともあり、
必要な書類も住宅ローンに比べて少なく済みます。
審査が早く融資の決定も早いので、リフォーム工事に早期着工することができます。
抵当権設定のための費用や金融機関の保証料といった費用もかかりません。
★デメリット★
担保が不要であるため金利は住宅ローンよりも高くなります。
返済期間の設定も短く、1ヶ月分の返済額が高くなる可能性があります。
借り入れ限度額も500万円程度に設定されていることが多く、
多額の費用がかかる大規模リフォームの場合、
ローンだけで費用を賄えない場合もでてきてしまいます。
リフォームローンにも
・民間融資 ・公的融資 といった種類もあり、
公的融資には年齢を考え、
リフォームを諦めている世帯にも利用できる制度が用意されたりしています。
リフォームの工事内容によっては、多額の費用がかかる場合があり、
費用の面から諦めることがあるかもしれません。
リフォームは快適に暮らすためだけでなく、家を長持ちさせるためにも必要です。
住宅ローンは住宅を取得するためのローンですが、リフォームにも使えます。
低金利で長期返済が可能ですので、
違いを知って、返済計画には両方を検討してみましょう!