リビングに大きい窓がほしい!でも地震に弱くなる?
2021/07/25|くふうイエタテカウンタードン・キホーテ豊橋店
こんにちは。イエタテ相談カウンター豊橋店です。
「リビングに大きい窓がほしい!」
こんなご要望をお聞きすることがよくあります。
リビングに大きい窓があると、外の空間とのつながりを感じる為、広く感じられ開放感あります。
大きな窓の外にはウッドデッキをつくり、庭に植えたシンボルツリーの緑やお花に囲まれて・・・
休日には家族とペットと快適な時間・・・
大きな窓に天井が吹き抜けになっていたらもっと開放的になりそう・・・
夢が広がりますよね!!
こんなお話で盛り上がるのですが、その後だいたい、
「でも地震には弱くなりますか?鉄骨じゃないと無理ですよね?」という流れになります。
現在の住まいは、大きな窓をつけたからといって耐震性が不足することはありません。
1981年の建築基準法改正以前の古い耐震基準で建てられた住宅は
筋交いの配置のバランスが決められていなかったので大きな地震ではダメージを受けやすかったのですが、
現在の新・耐震基準法は筋交いの量やバランスを細かく決めているため、
そもそも耐震性が低い家は建てられません。
大きな窓を配置する場合も、住宅全体で耐震バランスをとることになるので、
昔の住まいのような心配はありません。
鉄骨造や木造でも、耐力壁の少ない新構法を検討したり、
設計の工夫で本来は家の外周にある耐力壁を室内側に変更するといった工夫をすることで実現可能です。
(ただ、強い構法を選ぶと予算は増えます。また、住宅会社によって採用できる構法は違うので確認が必要です。)
ちなみによくある質問の一つとして、「木造住宅は地震に弱い?」というのもありますが、
そんなことはありません。
どんな工法でも耐震等級(※)が同じなら理論上地震への強さは同じです。
木材が弱そうなイメージがあるかもしれませんが、
鋼材でも規定より薄かったり、接合部分の溶接・ボルト締めが不十分であれば揺れに耐えられない、
築年数の経った木造が“メンテナンス不足”だった場合、腐りやシロアリ被害で構造の劣化が進む事も。
これは鉄骨造りでもサビ等が発生し放置されれば同じことです。
つまり・・・
・必要十分な材料で
・キチンと施工され
・定期的にメンテナンスされていれば
どの工法を選んでも丈夫な家になります。
※耐震等級=耐震基準と比較した耐震性の高さを3ランクで示した等級。
耐震等級1=耐震基準とほぼ同等
耐震等級2=耐震基準の1・25倍レベル
耐震等級3=耐震基準の1・5倍レベル
まず、どんなお家を建てたいのか、希望するデザインや耐震性、その他のイメージを固め
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