こんにちは♪

イエタテ相談カウンター豊橋店です。

 

ご相談に来られる方の中には、ご自分でたくさん勉強されてかなりの知識がある方から、何も知らないから教えてくださいという方まで、色々な方がいらっしゃいます。

何もわからないと言われるお客様で、特に一番心配な事と言えば・・・お金の事。

これから建てる自分たちのマイホーム！間取りやデザインやイメージなどはどんどん膨らみますが、それってどのくらいの予算が必要なんだろう？住宅ローンはいくら借りられるかな？など、まず予算面をクリアにしたいという方は多いです。

 

そこで、住宅ローン借入れ額について、基本的な考え方から注意点までお話ししたいと思います。

 

住宅ローンを利用する際には、長期にわたって安定した返済を続けていく必要があります。

そのため、借入額を決めるうえでは、毎月どのくらい返済していくことになるのか、具体的な金額を明確にしておくことが大切です。

 

 

 

住宅ローンは、希望する額をいくらでも借りられるわけではなく、「借入可能額」があります。その金額は一律で決められているわけではなく、以下のような基準を基に、金融機関による審査のうえで決定します。

 

■年収

借入れ可能額を決定する基準の一つが年収です。

 

審査にあたっては、現在どのような会社に、何年勤務していて、いくら年収があるのかということを示す必要があります。融資を行う金融機関はこうした情報によって、その人にしっかり返済をする能力があるのかどうかを判断します。

 

■返済負担率

借入可能額を考えるにあたり、意識しなければいけないのは返済負担率です。これは年収に占める住宅ローン返済額の割合を指します。

返済負担率の基準は金融機関や借り入れる人の年収などによって変わりますが、およそ20％～40％以内に定められています。ただ、一般的には25％以内程度にしておくほうが安心と言われています。

 

■完済年齢

完済年齢は融資を受けたローンを、何歳までに返すかという基準です。

金融機関によっては「完済年齢は80歳まで」などの基準を設けています。しかし、70代や80代になってローンを支払い続けるのは現実的に厳しい方が多いでしょう。できる限り、定年退職前には全部、または大半の返済を終えられるように計画するのが理想的です。

 

 

 

★月々の返済額を決める際の注意点★

 

住宅購入費以外のコストに目を向ける。

・マイホームを保有し続けるには、固定資産税や都市計画税といった各種税金がかかります。

 

・また、どんな家でも、長年住んでいるうちに、外壁や屋根など様々なところに劣化が生じてきます。また水道な　　どの家のなかのインフラ設備の改修や修繕なども発生した場合など、メンテナンス費用は必要になります。

 

・さらに、将来発生すると思われる大きな出費なども想定しておかなければなりません。例えば子供の進学費用や　親の介護費用、車の買い替え・そのローンについても考慮しなければなりません。

 

このように、住宅ローンの借入額をいくらに設定するのかを考える時には、他のさまざまな出費についても想定しておくことが重要です。単純に年収や、現在の家族の状況だけで設定するのは危険です。

 

 

 

★まとめ★

お家を建てる時には、「いくらなら借りられるのか」「どんな家を建てようか」といった点が気になりがちです。

しかし、住宅ローンは「年収がいくらなら何円借りられる」と単純に決めることはできません。

むしろ、いくら借りられるかよりも、『いくらなら無理なく返済していけるか』の方が重要です！

毎月の返済額や完済年齢、ご家族のライフプランなどをしっかり考えて、慎重に判断することをお勧めします。

 

 

 

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