憧れのビルトインガレージ
2021/09/29|くふうイエタテカウンタードン・キホーテ豊橋店
こんにちは!イエタテ相談カウンター豊橋店です。
お家を新築しようと考えている場合、まずどんなお家を建てたいのか・予算・テイスト・間取りなど家族会議を開いて要望をまとめていくことと思います。
要望の一つに、「ビルトインガレージ(インナーガレージ)を付けたい!」と思うけど、どのくらい費用が掛かるのか、デメリットはあるのかなどわからないことが多くて・・・というお客様がよくいらっしゃいます。
まず、ビルトインガレージとは、車を格納するスペースを、建物に組み込んだタイプのガレージの事です。雨に濡れないで家の中に入りたい、バイクや車の好きな方、趣味を楽しむライフスタイルを送りたい、そんな方に最適な空間です。
メリットとしては、
■雨風から車を守れる。
■車にいたずらされる心配がなくなる。
■屋内から車への移動が天候に左右されない。
■敷地が限られている場合でも駐車スペースが確保できる 。
■シャッターを閉めておけば車があるのかわからない、不在なのかわからないので、泥棒に入られるリスクが少ない。
などがあります。
しかし、デメリットもやはりあります。
例えば、
■車二台分のビルトインガレージをつくると、建物プラス10坪ほどは大きくなり、家が大きくなると建物の金額に影響する。(ガレージの大きさによっては固定資産税に影響する場合がある)
■ガレージ内は音が響くので、エンジンやシャッター開閉音が住居内や近隣の騒音になることがある。
■排気ガスが溜まりやすい。換気扇が必要。
これらが主なデメリットでしょうか。
そして費用ですが、
ビルドインガレージ単体の費用相場は、坪単価50~80万円が一般的です。
1台⇒4~5坪 ⇒約200~400万円
2台⇒10坪程度⇒500~800万円
3台⇒20坪程度⇒750~1200万円
※普通乗用車の場合。あくまでも目安であり、坪単価だけで判断することはお勧めしません。費用相場の数字の幅が広いのは、構造やグレードによって差があるためです。
その他の注意点としては、
■ビルトインガレージは家屋部分の5分の1以上の面積の場合、延床面積として扱われ、固定資産税の対象になります。5分の1以下であれば固定資産対象外となるため、家計を固定資産税で圧迫したくないという方は、大きさに注意です。
■設備面では、換気扇のほかに、排水設備や照明が挙げられます。強い雨風があった時、住宅付近に傾斜があればガレージ内に水が流れ込んでしまうことがあるかもしれません。また、ガレージ内に水道を付けたい場合も排水設備は必要です。ガレージ内は昼間でも暗いので、照明が必要になります。
■「脱炭素」がささやかれる昨今、将来、電気自動車(EV)に乗り換えた場合を考えてガレージ内にコンセントを設置しておくか、後で設置できるように電気工事だけでもしておいた方が無難です。
■車の買い替えを想定してサイズ・坪数を検討する。今は軽自動車や普通車でもミニバンなどの大きなに乗り換えたくなるかもしれません。
■シャッター選び。シャッターのデザイン性も、住宅の外観に大きくかかわってきます。しかしいくらデザイン性が良くて費用が安くても、腐食耐性が低く早い段階で付け替えることになれば、余計にコストがかかります。また、開閉時の騒音や振動が発生することがあり、住居内に響きます。対策としては、寝室を近くに配置しない、音が静かなシャッターを選ぶなどがあります。そしてもしも、シャッターを手動にした場合は、雨の日も雪の日も車から降りてシャッターを開け閉めすることになり、何のためにビルトインガレージにしたのかわからない・・・ということになりかねません。
ビルトインガレージは費用が掛かります。家を建てるにあたって、・譲れないもの・妥協できるもの・やめてもいいもので分けて順番をつけ、家族で相談してみてくださいね。
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