敷地の前の電柱を動かしたい!電柱移設はできるの?
2022/01/26|くふうイエタテカウンタードン・キホーテ豊橋店
こんにちは、イエタテ相談カウンター豊橋店です。
気に入った土地の前面道路に電柱がある場合どうしますか?
そもそも購入をやめるという人もいるのではないでしょうか。
電柱を理由に土地の購入を断念するのはまだ少し早いかもしれません。
なぜなら電柱は移設できる可能性があるんです。
土地の前面道路に電柱がある場合、お家を建てるときに支障をきたすことがあります。
間取り作成時に窓の前に電柱がきたり、車を駐車するのに邪魔だったり。
購入する際にはあまり気にならなくてもお家が建った後に気になる場合もあります。
電柱を移設したい時は、電柱を所有している会社に移設の交渉をすることができます。
全ての電柱を動かすことが出来るわけではありませんが、まずは所有会社に相談をしてみましょう。
気になる移設の費用は1年後ごとに見直されますが、電柱1本およそ35万円。
移設したい人と所有会社によってこの35万円を支払いますが、移設先によって負担する金額が決まります。
①前面道路⇒自分の土地の敷地内
・費用はかからない場合が多い
・電柱の敷地料を受け取れる(年間1500円程)
②敷地の前面道路の範囲で公道の別の場所
・費用は50%負担の17万円程
・場所によっては土地所有者の許可が必要
③敷地の前面道路の範囲外の別の場所
・費用は75%負担の26万円程
・許可が下りないことが多い
②でよくあるのが隣家との境界に移設したい場合です
電柱を所有している会社が隣家に設置の許可を取ってくれるですが、所有会社が許可をしていても隣家が許可しない場合は移設ができないので要注意です。
実際に移設の流れはどう進んででいくのでしょうか。
そもそも電柱には電力会社のものと通信会社のものがあります。
問い合わせの前に、電柱に付いているプレートの番号をメモして、どちらの会社のものか確認しておきましょう。
①電柱を所有している企業に連絡
メモしておいた電柱番号と移設したい旨を伝え、現地での立合い調査の日を決める
②立合い調査の際に移設希望場所を伝える
③検討ののち移設可能と判断された場合請求が届く
④支払い完了後工事日程の決定
⑥工事
最初の連絡をしてから工事完了まで3か月~半年程かかります。
電柱の移設にはとても時間がかかるため、特に新築建設予定の方は余裕をもって動き出しましょう。
新築建設時は住宅会社の担当者が間に入って進めてくれることも多いです。
まずは早めに担当者へ相談してみてくださいね。
イエタテ相談カウンターでは、専門のアドバイザーがお客様の要望や条件をしっかりヒアリングさせていただき、中立的な立場でお客様にぴったりな住宅会社をご紹介しています。
相談料などは一切かからないので、お気軽に相談に来ていただければと思います。