トイレ内の造作の手洗いや収納にもこだわりが感じられる

74坪の敷地に完成した30坪のN邸。主に1階に家族が集まって生活するため、2階は必要最小限の間取りに。「小さくても豊かに暮らせる住まい」という建築家・伊礼智 氏の設計手法が息づいている

モルタル仕上げの土間玄関。収納も十分確保した。調湿効果の高い無垢材、シラス壁を採用したことで、空気はいつもきれい

玄関のシューズボックスは、昔懐かしい小学校の下駄箱をイメージして造作した。容量が決まっているので、無駄に靴が増える心配がない

造作のオリジナルキッチン。壁付けにしたことで、リビングダイニングを広く使えるようになった

天井をあえて低めに抑えたリビング。障子からこぼれる淡い光に癒やされる。床と天井に杉板を貼り、無垢の手触り、質感、香り、経年変化が暮らしていくうえで楽しめそうだ

リビングの窓はフルオープンタイプの木製サッシで、ガラリド兼雨戸、網戸入り。ウッドデッキと内部をゆるやかにつないでいる

シンプル&ナチュラルなLDK。上質でミニマルな暮らしが好きなNさんの理想通りの空間に仕上がった

造作の洗面台。木のやさしい香りがただよう。レトロな照明、鏡、タオル掛けなど、ディテールにまで住まい手のセンスが光る

トイレは個室内に手洗いを設けてあり、使い勝手も抜群

ライムグリーンを基調としたトイレは清潔感を感じさせる。個室内に手洗い器を設け、衛生面に配慮

トイレの収納や手洗いカウンターも大工が造作。アクセントとして、壁の一部をタイルにした

トイレも要望が形に。手をしっかり洗えるようスペース内に手洗いを設けた

トイレの手洗い鉢は、美濃焼の窯元で見つけたこだわりの一品

トイレの横に設けた造作の手洗いコーナー

造作洗面台隣接のトイレは手洗いが必要ない

個室内に手洗い器を設けたトイレ。個性的な柄物の壁紙もトイレならば使いやすい

寝室内に設けた造作棚に はこだわりの蔵書が並ぶ

トイレはタンクレストイレと手洗い付きの収納棚を採用