小屋裏は白とピンクのストライプのクロスをチョイスして、子どもの遊び場にぴったりな雰囲気に仕上げている。小さな子どもなら元気に走り回れる充分な広さ。キッチンにいる奥さまにも気配が伝わりやすいよう、2階のフロアからストレート階段で結ばれているのも安心ポイント。さらに、収納としても荷物の出し入れがしやすい

上げ天井の吹き抜けが大空間をいっそう広々と見せてくれる。LDKの床は白い大理石調のパネルに。床暖房入りで、足元からぽかぽか

白くスクエアなフォルムの外観はシンプルながら都会的な印象

シューズクロークも大容量。玄関の造作棚には、子どもの写真を飾る

憧れの大きなキッチン。ダイニングテーブルは、キッチンの素材と合わせて造作したオリジナル。上部には間接照明を仕込んで、家族が集まる夜の時間を優しい光が彩る

2階ホールは壁の一部に透明板を用いて、圧迫感を排除。階段のスリット窓からの光を階下にも届ける。階段下のデッドスペースにあたるテレビボードの背面には配線を通し、オーディオ機器の設置場所として活用

さりげなく設けられたニッチもエコカラットを貼りお洒落に

寝室は壁の一部にクロスを用いてアクセントに

ゆったりとして作業しやすいキッチン。洗面脱衣所とストレートに結ぶ動線も便利

中2階のプレイルームは16畳。おもちゃが全て収まり、子どもたちは友達を真っ先にここへ案内する。階下に伝わる足音の大きさが元気度のバロメーターになる

インナーガレージは、7.28m×7.28mの柱なしの大空間ガレージにすることで、車の出し入れや荷物の出し入れ、子どもや愛犬の乗り降りがしやすいようにデザイン

玄関収納は小さな子どもたちも出し入れしやすいオープンスタイル。傘やサーフィンで使うウェットスーツなども掛けられる。来客時はロールスクリーンで目隠し

キッチンに立つ奥さまの位置から、リビングの様子や階段の上り下り、水回りへの行き来までを見通せる、ストレートな間取り。子どもが小さなうちは見守りしやすく、成長しても自然なコミュニケーションが育まれる

奥さまの要望でキッチンとダイニングを横並びに。配膳がしやすく、料理をしながら子どもの様子を見られる。キッチン奥にも通路を確保し、洗面室に行く動線を短縮。キッチンカウンターの中やパントリーなど収納も充分取れた

子どもの遊び場としてHさん夫妻が最初から希望していたスキップフロア。すべてヒノキで造り、木の香りが漂う。リビング階段にしたかったこともあり、『小玉建設』からの提案で吹き抜けと組み合わせ、階段の途中に作ることに。今ではすっかり長男のお気に入りスペースになっているそうだ。いずれは大人が腰かけて使えるようにと、カウンターの下は足を入れられる仕様。今は子どもが使いやすいようにぴったり閉じるふたをしてある