「家族全員が一番長い時間を過ごすリビングを大切にしたい」そんな夫妻の願いから設計されたLDK。ウォールナットの床とレッドシダーの下げ天井の相性もよく、間接照明による演出も美しい。夜はレストランバーのような雰囲気に

平屋の中央にある中庭は、通りからは一切視線が届かないプライベートな空間。約20畳ほどの広さがあり、レッドシダーの軒天が映えるタイルデッキ付きだ。子どもたちの水遊びやバーベキュー、日常のくつろぎ時間に大活躍

家族のプライバシーを守りながら、センスの良さを感じさせる外観。電動シャッター付きのビルトインガレージは、車2台を駐められる広さ。建物にマッチする外構まで同社がトータルコーディネート

壁一面のハイサッシから中庭を望むLDK。「カーテンのいらない暮らしが夢でした」と語る奥さまの理想を形にした。窓の上にロールスクリーンを収納しているものの、普段はほとんど使わず開放的な雰囲気を楽しんでいる

『CHECK HOUSE+浜松』が手がけるインテリアショップ『9KITCHEN』と一緒につくりあげた大理石調のキッチンは存在感たっぷり。背面には扉付きの収納が用意され、生活感を隠してくれる

キッチンの隣に備えたパントリーには、冷蔵庫やレンジなどのキッチン家電までがすっぽりと収まっている。食材のストックもここに

洗面所、脱衣所、浴室をつなげた水回りスペース。脱衣所には洗濯機とガス衣類乾燥機があり、下着類を収納するスペースもあるので家事負担が軽減されたそう。モダンな洗面台は、インテリアショップ『9KITCHEN』による造作

広大なガレージは中庭につながるドア付き。ご主人の趣味スペースとして設計し、ここで車の手入れをしたり、DIYを楽しんだり、友人にお酒を振る舞うバーを開いたりする予定だそう。奥さまが子どもと一緒に空手の練習をすることも！

「一番長い時間を過ごす場所を大切にしたかった」というご主人。こだわりのLDKは25畳の大空間に

子どもたちが転げ回っても「やめなさい」を言わなくていいことが、夫妻にとって最も大切。その要望を最大限に汲み取り、余分な柱や壁のない大空間を叶えたのは、『桜建築デザイン』がこだわる「SW（スーパーウォール）工法」のなせる技だ。ダイニングテーブルのないLDKをはじめ、どの空間も余分な扉や間仕切り、つり下げ式照明を使っていない。子どもたちが追いかけっこをしたり、空手の型を練習したり、時には床に転がって本を読んだりしても大丈夫