今は育休中の奥さまも、いずれ仕事に復帰する予定。夫婦で家事を分担して家族で過ごすゆとりのある時間を大切にするのが、Tさん夫妻のモットーだ。そこで家づくりに関しては、特に動線に重きを置き、住まい手と作り手が互いに意見を出し合い、納得のいくまでプランを練り上げた。なかでも特徴的なのは、玄関で靴を脱いでから、手を洗って着替えてリビングまでスムーズに行ける帰宅動線。動線の途中にあるファミリークローゼットはウォークスルータイプとし、リビング、キッチンのどちらにも行ける回遊動線になっている。そして時短したい洗濯については、洗うから干すまでひと部屋で完結する、広めの洗面脱衣室をリクエスト。「こちらの希望に対してダメ出しせず、メリット・デメリットを丁寧に説明して、うちの家族に合った間取り・仕様を考えてくれました」とTさん。実際に暮らしてみると、帰宅動線・洗濯動線ともに狙い通り。家族でゆったり過ごすひとときを楽しんでいるそうだ。