高級旅館を思わせる土間仕上げの玄関ホール。天井は杉、床はウォールナット、壁は焼杉。夜になると、丸窓に紅葉のシルエットが浮かび上がる

ガルバリウムと杉板がバランス良く調和した大屋根の平屋の外観。雨に濡れずに玄関へアクセスできるインナーガレージも便利

30畳を超えるダイナミックな吹抜けのLDK。和モダンな雰囲気にするため、梁や建具を黒く塗装し、壁は漆喰を使用した。小上がりの和室は間仕切りも可能で、ゲストの寝室としても使える。グリーンが差し色に

ワイドオープンサッシを採用し、リビングからウッドデッキまでをひとつながりの空間に。純和風の庭を一枚の絵画のように美しく切り取り、日常に季節の彩りを添える

14畳分はあるスカイバルコニー。夏は花火大会の特等席に。平屋でも設計次第でこんなボーナス空間が実現できる

木と漆喰の素材感が心地いいLDK。窓の位置と大きさを工夫して、たっぷりの光と風を招き入れている

庭のある暮らしを楽しみたかったSさん夫妻。四季折々の庭の景色を眺めるためのウッドデッキもしつらえ、外と中の一体感を楽しみながら暮らせる住空間を叶えた。深い庇が夏の直射日光を遮り、太陽高度の低い冬は、室内の奥まで光を届けてくれる

吹抜けの明るいサニタリー。洗面台に2つのボウルを用意して、朝の混雑を解消。脱衣室と間仕切りできるので、誰かが入浴中でも歯磨きや洗面ができる。壁一面に大容量の“見える収納棚”を造作した

和風旅館を思わせる洗い出し仕上げのアプローチ。木の軒天が高級感をかもし出す

ウォールナットの無垢床が高級感を醸す廊下

アジアンリゾートを思わせるＬＤＫ。真壁工法ならではの木のぬくもりと外張り断熱がつくり出す爽やかな空気が家族を包み込む。ダークウォールナットの床に建具や家具の色を合わせ、空間をトータルにコーディネートした

生活の中心となるLDKは2階に配置。高級感あふれるウォールナットのフローリングと白い壁のコントラストが美しい。建物の気密性が高いので、赤電沿いとは思えないほど静か

2人のお子さんも成人したことで、 暮らしのメインステージとなるLDKは「現代レトロ」な大人の和モダンテイストに仕上げた。夜になると高級旅館のような情緒豊かな空間に

小上がりの畳コーナーは、子どもを昼寝させたり、洗濯物をたたんだり、お雛さまを飾ったり、多用途に使える。床を40センチ上げたことで圧迫感が出ないよう、勾配天井を採用した。さらに、ウォールナットの天井の自然塗料を拭き取り仕上げにしたことで、床とのメリハリがついた