断熱、電気錠の最新式玄関ドア。家全体がシンプルな分、ビビッドな赤がアクセントになっている。玄関ホールにはリビング側のガラスブロックから光が差し込む

シンプルにまとめた16畳のLDK。リビングの2つの掃き出し、ダイニングの腰高窓で採光も通風も充分。高台に位置しているので、晴れの日は駿河湾の眺望も楽しめるそう

和に憧れがあったご主人も納得の7.5畳の和室。建具には木調の室内建材を使用。襖と違って色あせや張替などの心配がなく、耐久性もあるのでメンテナンスも楽

庭から富士山を仰ぐロケーション。2階の大きなインナーバルコニーが存在感を示す。屋根には10kWの太陽光発電パネルを搭載

2階6畳の子ども部屋。クロスやフローリングは他の部屋と統一し、カーテンを差し色にした。個室ができて、大好きなおもちゃ遊びに夢中になることも

外出時も安心して洗濯物を干せるサンルーム。雨の日は窓を閉め切って除湿器を使えば、カラリとした仕上がりに

背面も広く作業がしやすいキッチン。パネルの色は建具と揃えて16畳のLDKはスッキリした印象に

2階の全室にまたがるバルコニーはご主人の希望で。7.8畳の寝室の前は少し広めなバルコニーを設置、バーベキューも楽しめるスペースに

壁にガラスブロックを設けて、明るい玄関に

2階ホールにも洗面台を取り付けた。壁が増えた分、明かり取りに並べたガラスブロックがキュート

暗くなりがちな玄関ホールはスリット型のガラスブロックで明るさを確保。段差も少なくスムーズな出入りが実現

観音開きのドアから入る玄関はサロンと共有。壁に用いたガラスブロックがホールに明るさを届ける

スッキリとまとめられた玄関は機能性も重視。多彩な収納が用意され、ガラスブロックで光と気配を行き来させている

玄関からリビングを入った空間にステンドグラスとガラスブロックを採用。ヘリンボーン柄の床でDKとの変化をつけた

旧宅は建物の下の擁壁内に2台分の駐車場があり、行き来が不便だったため、駐車場を平置きで4台分確保。玄関側と庭側に階段を設け、行き来が格段に便利になった

LDKは大きな窓を通じてデッキや庭とつながり、実際の広さ以上の開放感がもたらされている。全体のトーンは白をベースに、リラックスして過ごせる雰囲気に。家族を見渡せる対面キッチンは奥さまの要望で、廊下側の壁にはめられたガラスブロックからは帰宅や階段の上り下りの様子がさりげなく運ばれる。右奥にはカウンターを備えた畳コーナー。鈴木さんの提案でキッチンの回りを周遊できるようにしたことで、利便性がぐっと高まった。キッチンの壁のニッチにコンセントが設置されるなど、細かな希望まで形になった

玄関土間はLDKと中庭の緩衝帯としての役割を果たし、中庭側に開口部を大きく設けてある。土間の奥には3畳分の畳スペースがあり、来客時に活躍

玄関土間はLDKと中庭の緩衝帯としての役割を果たし、中庭側に開口部を大きく設けてある。土間の奥には3畳分の畳スペースがあり、来客時に活躍