親世帯のLDKと水回り。生活動線もコンパクトにまとまって、建具もフルオープンで万が一の車いす生活にも対応。トイレは玄関からも寝室からも入れる双方向バリアフリー

水回りやキッチンまでコンパクトにまとまったLDKは高い吹抜けや丸窓・ウッドデッキによって開放感をプラス。全館空調だから大空間も一年中快適な温度に保てる

子世帯LDKの吹抜け。全館空調システムのおかげで、これだけの大空間も冷暖房費をかけずに快適に温度湿度をキープ。丸窓は夏にはブラインドで閉め、冬は明かりを取り入れ室内を暖めてくれる

二世帯を家の中でつなぐ渡り廊下スペースに、茶室兼仏間の和室を配することで、お母さまの生活空間としても使用可。親子世帯を緩くつなぐ共有スペースとなっている

キッチン側から眺めたLDK。テレビの裏側に配されているのは実家で使っていた大きなケヤキの一枚板。エアコンがないため室内はとてもすっきり

奥に富士山、手前が茶畑という静岡らしい立地に建つI邸。周りの自然と調和するように、片流れの上品な外観に仕上がっている

これが全館空調システムの肝となる2階階段ホールの空調室。可動しているのは通常の家庭用14畳のエアコン1台（もう一台は予備）。これだけで子世帯すべての空間の空調が可能となっている

親世帯の玄関。左手が共有スペースの渡り廊下となっている

キッチンは造作。奥の扉がバストイレになっており、生活動線がコンパクトにまとまる

リビング階段、和室、水回りがまとまり、生活動線が便利

階段下に造作した手洗いスペースの隣はトイレ。生活動線がコンパクトで暮らしやすいのもM邸の魅力だ

買い物帰りもすぐに食材を冷蔵庫に入れられるよう、生活動線を短くプランニングされたLDK。キッチンからは中庭で遊ぶ子どもたちの様子が見守れる

玄関ホールは、親世帯への動線とリビングへの動線が分かれているので、生活時間が異なる二世帯が互いに気兼ねせずに暮らせる

見晴らしのいい高台に立つS様邸。プライバシーを重視したスリット窓のラインが美しく揃い、端正な外観デザインを演出している。生活サイクルが違うため、玄関を親世帯と子世帯別々に。親世帯のポーチは将来に備えてスロープを造作した

親世帯の居室は約7.5畳で、3畳のロフト付き。階段と一体になったテレビ台やワークスペースなどもあり、機能的に生活できる

玄関には、オフィスのエントランス、家族用玄関、インナーガレージの勝手口という3本の動線入口が集中する。そのため、来客時に生活感が気にならないよう、生活動線と来客動線が巧みにコントロールされている

和モダン風の親世帯のLDK。キッチンの横に設けた書棚が冷蔵庫の目隠しになり、生活感を感じさせない美空間に。冬は蓄熱暖房器で節エネ＆小春日和の暖かさを実現