愛犬が入らないようキッチンは独立して設置。入口に開閉式の仕切りを依頼した

LDKは愛犬スペースや隣接する洋室を含めると25畳を超える広さに。窓の位置やサイズ、素材に配慮し、外からの視線が気にならないよう計画。大きな窓がなくても十分な光で満たされ、ゆったりくつろげる

普段は奥の洋室をつなげ、広さを演出。半透明の建具を巧みに取り入れ、光を行き来させている。心地よさが家全体に行き渡ることも魅力で、「寝室にもエアコンを設置しましたが、LDKの1台だけで快適です」とKさん

リビング横の洋室は来客時の客室に。窓を開ければドッグランへ繋がる

ランドリールームには、気に入ったアイアンバーを取り付けてもらった。洗濯物の乾きが良くなるよう、風の通りも計算。室内窓も一番上は開閉できるものが選ばれている

玄関収納は自転車や愛犬用カートを置いても余裕たっぷり。左手には壁一面の可動棚、右手のカーテン裏には上着が掛けられる収納が用意され、室内のスッキリに貢献する

愛犬との暮らしをイメージしながら、グッズ置き場や洗面台を配置。家事動線と組み合わせ、世話がしやすく、日常のストレスが軽減されるよう計画されている。LDKに隣接するランドリールームは、愛犬の日なたぼっこにも活躍する

グリーンの外観が印象的。片流れの屋根のおかげで大容量の太陽光発電パネルの設置が可能に

リビング空間と庭をつなぐカバードポーチ。デッキ下は愛犬たちの遊び場にも。一方で、玄関前に開閉式の柵を設けることで犬が敷地外に飛び出さないよう配慮している

目の前に窓があり、自然の明るさの入る壁付独立キッチン

外観。森と一体となるようにグッドデザイン賞を受賞した木目調サイディングを外壁に採用。開閉できるオーニングテントや愛犬用の温水式シャワー水栓も外部に設置。ウッドデッキを階段状に設計することで住宅全体の立体感を作り出した

見渡せるのは窓の外だけではない。キッチンに立つ奥さまからは、リビングにいる子どもや、愛犬の様子も同時に目に入る。キッチン脇には大型のパントリーが。

リビング上部の吹き抜けが開放的なLDK。アイランド式キッチンと、モダンなインテリアとのバランスが抜群だ。床下にはガス式の床暖房が設置されている

クルーザーのキャビンを彷彿とさせる独立型のキッチン。窓から緑の景色を眺めながら調理できる。年季の入ったフライパンやコーヒーメーカーなどの調理器具はキャンプでも使っている

キッチンの壁にある開閉式の窓には、モザイクガラスを採用。造作棚、無垢材の床、窓枠まで、絶妙にトーンを揃えた色合いが目に優しい

対面式のキッチンはモールテックスを使ったオーダーメイドのオープンタイプ。後ろの棚は必要な物を考えて造作で設置

玄関ホールを直進すると、緩やかに区切られたLDKが目の前に広がる。右手の開閉式窓の奥にはキッチン、その隣にはダイニング、さらに書棚を挟んで左手にリビング。スキップフロアの高低差、大きな窓がタテの広がりを生み、畳数以上に開放感を感じる

20帖のLDKに入るとまず目に飛び込んでくる赤い照明はお施主様こだわりのものを設置。階段室入口の壁をアーチ型にして柔らかいイメージの空間を演出。踏板をダークブラウンにしたことで、白を基調としたフロアにアクセントをプラス