ゆったりとした敷地内に建つ明治時代の母屋・石蔵・土蔵とのバランスを考えて、外観は昔の茅葺の民家をイメージしてデザインした。外と内をつなぐウッドデッキはBBQやプール遊びなど、アウトドアリビングとして大活躍

築120年の離れを建て替えた家は、和とモダンが共鳴する美術館のような佇まい。ガルバリウムと天竜杉が上品に調和した外観フォルムが青空に映える

吹抜けのダイニングに北欧製の薪ストーブを設置。床と天井は天竜杉。リビング兼茶室は旧家の建具の高さに合わせて設計した

手きざみならではの気品と美しさを感じる土間玄関。漆塗りの収納扉がアクセントに。奥に見える白い障子は茶室の茶道口

夫婦ともに茶道を嗜むこともあり、リビング兼用の茶室をつくった。障子の建具、槐の床柱は旧家で使っていたものを再利用。天井は柾目の天竜杉。鶯色のオリジナル珪藻土は『石牧建築』からの提案。炉も切ってあるので、これから自宅でお茶会を催すのを楽しみにしている

大きな窓に都田川と豊かな緑の絶景が広がる2階のピアノ室。家族でピアノを弾いたり歌を歌ったりと、家事・育児の合間にほっとくつろげる憩いの空間でもある

床と洗面台は漆塗り仕上げ。収納棚も造作

オリジナルの造作キッチン。食器棚は旧家の窓ガラスを再利用

外と内をつなぐウッドデッキは、BBQや子どもがプール遊びをするのに最適

高台の角地、リスやウグイスも遊びに来る自然豊かな環境に建つI邸。隣家がないので、視線を気にすることなく庭でBBQやプール遊びを楽しめる

塀に囲まれた屋根付きのタイルデッキが内と外をつなぐ。風や空の眺めが心地よく、夏には人目を気にせずにBBQやプール遊びを楽しめる。軒天にはハンモックを吊り下げられるよう補強を入れてもらった

外と中をつなぐウッドデッキ。ウッドフェンスを設けたことで外からの視線を気にすることなく、BBQやプール遊びを楽しむことができる。深い軒が夏の直射日光を遮り、太陽高度の低い冬は室内の奥まで光を届けてくれる

ブラックガルバリウムに真っ赤な柱が映えるスマートな外観。クルマを愛するご主人の要望で、シャッター付きのビルトインガレージを備えた。「クルマの収納はもちろん、ガレージ内でBBQや子どもプールをしたくて、みんなで楽しみにしています」と奥さま。2匹の犬も外遊びが大好きだという