125坪の広大な敷地を活かして、1階、2階とも親世帯・子世帯が別々に使えるように設計された贅沢な二世帯住宅。お互いに気を遣わないようにと、玄関も水回り設備もすべて別の完全分離型でプライバシーを確保した。音が響くストレスを避けるために、収納で間隔を空けるなど、建築家の細やかな気配りを感じる。どちらの世帯もゆとりの広さ、家事ラク動線を備えつつ、玄関ホールでお互いに自由に行き来できるようになっているので、コミュニケーションもスムーズ。「夫婦共働きなので、食事の準備が間に合わないときや子どもの送り迎えなど、両親に助けてもらっています。ありがたいですね」とご主人。「息子家族とひとつ屋根の下で暮らせる安心感。かわいい孫たちにも毎日会えて幸せです」とお母さま。それぞれの存在に感謝しつつ、お互いの暮らしは尊重する。『吉川住建』と一緒に創り上げた和モダンの家は、快適な生活とともに二家族の暮らしをつなぐ絆をも深めてくれたようだ。