玄関から見上げると、さらに左右の隣家が迫っていることがわかる。この土地に足場を組み木造3階建てを建てる職人の技術の高さが伺える

隣り合う家との隙間はわずか。この敷地に3台駐車可能な3階建てを実現。外観はシックで落ち着いた木目調のサイディングでまとめた

LDKは17.35畳。リビング部分を広く取ることで、1階のビルトインガレージも可能になった。構造上必要な壁はキッチンダイニングとの緩やかなゾーニングに貢献している

ご主人念願のバーカウンターはダイニングに。大好きなお酒を楽しむだけでなく、パソコン作業などの際には書斎としても利用する

長男の部屋は日中の光が入りにくいため、トップライトを設けて暗さを解消。クローゼットは廊下に、入り口は引き戸にするなど限られた空間を広く有効に使う工夫も

1階の和室は同居するお母さまの部屋。ミニキッチン付きでお茶の用意なども部屋でできるため、気兼ねなく友人を招くことができる

白を基調にした玄関ホール。土間収納は、アウトドア用品をたっぷりと収納できるゆとりの3畳。反対側には、ちょっと腰掛けられるベンチを造作

軽自動車がピッタリ入るビルトインガレージ。玄関の位置は綿密に計算して、駐車している状態でも人や自転車の出入りの動線に配慮

足場板で造作した玄関ドア。ラウンドの取っ手は木製。縁にアイアンをあしらう細かな細工が、デザインセンスや職人の技術の高さを物語る

ご主人の実家と同じ敷地内に建てた木造3階建てのM邸。東側の3連窓の部分は1階から3階まで吹抜けになっており、夜になると鉄骨階段がライトアップされるように設計されている