ピロティの上部は大きく張り出したリビング。外観は周囲の緑が映える白とグレーに。深い軒で夏の強い日差しが遮られ、ガラス張りの室内を快適に保つ

土間は広く、という希望は予想を遙かに上回るピロティとして完成

2階に上がると目を見張るほどの開放感あふれるリビングに。ガラス越しの豊かな緑と杉の無垢床が温かく迎え入れる。TVボードの背面は個室として対応できる空間が用意されている

キッチンの造作は、実家を参考にシンクとワークトップが背中合わせになるセパレートタイプに。IHクッキングヒーターは、ドイツのミーレ社製

ダイニングスペース。ガラスで角を切り取り、隣接する公園の緑地を借景に。家具や照明はプレゼンのパースを参考にして北欧家具を選んだ

「開放感があっていい」とSさんお気に入りのエントランス。中央のチェストはシューズボックス、壁は一面クローゼットに

エントランスに隣接してコンパクトな寝室を設えた

清潔感のあるサニタリールームは造作で。浴室とはシャワーカーテンで仕切る 

LDKの外にあるデッキテラスは、深い軒が強い日差しや雨を遮り、リビングの一部としても過ごせる

1階のウッドデッキと2階の吊りデッキで、家でもアウトドアの開放感を楽しめる。夏の強い日差しを遮るための長く張り出した軒先も、パッシブデザインのひとつ

1階のウッドデッキと2階の吊りデッキで、家でもアウトドアの開放感を楽しめる。夏の強い日差しを遮るための長く張り出した軒先も、パッシブデザインのひとつ

テクノストラクチャー工法の強い構造を生かし、1階より2階が張り出すオーバーハングに。2階の床面積が広がり、雨や日差しを遮る軒の役割も

夏の暑い陽差しを遮る大きく張り出したひさしは、自然室温で暮らす家の特徴のひとつ

南側に大きく伸ばした庇が夏の強い日差しをさえぎり、太陽高度の低い冬の日光を室内に取り入れてくれる

家をぐるりと囲むのは古民家でおなじみの深い軒。夏の強い日差しを遮るなど、伝統的な日本家屋の構造を取り入れて四季を快適に過ごすパッシブデザイン

強い日差しを遮る深い軒のある縁側では、日陰でのんびり本を読んだり、川のせせらぎやウグイスの声をBGMにお茶を愉しんだり。豊かな自然に囲まれてBBQも存分に楽しめる

南側は深い軒があり、夏の日差しを遮ってくれる。ウッドデッキは、雨や紫外線に強い素材で塗装などのお手入れが不要。洗濯物を干したり、ガーデニング作業の休憩スペースに

ご主人が熱望した縁側は、内と外をやわらかくつなぎ、周囲の自然やご近所さんとの関わりを豊かにしていく。『福工房』らしい深い下屋は、雨と夏の日差しを遮る