畳スペースは一段上げて、役割を穏やかに分割。写真などを飾る棚を造作してもらった。下部は節句人形を飾る場所として板張りに

個性的なフォルムとほどよいスタイリッシュさをもつ外観が住まい手のセンスを伝える。屋根には11.2kWの太陽光を搭載。AIにより暮らし方に応じて最適なエネルギーライフを実現する9.8kWの蓄電池を組み合わせ、電気の自給自足を叶えている。電気を買わずに済むだけでなく、停電時もいつも通り電気が使えるので安心

奥さまはキッチンから家族が見渡せるレイアウトを希望した。キッチン奥にはパントリー、脱衣室、屋根のある物干し場が一直線に続き、家事効率を高めている

両親が泊まりにきてもいいように和室を用意。押し入れを吊り、広さと明るさを招いている

シャープなアイアンの手すりが洗練された空間にマッチする。取材日は30℃を超える暑さだったが、エアコン1台の稼働で2階も快適だった

寝室は床と壁の色を吟味し、落ち着きを演出。左手には大容量＆機能的なウォークインを、右手前にご主人の書斎スペースを備える

上のお子さまが年頃を迎えることから、洗面台を脱衣室から独立。準備のしやすいサイズと大きな鏡を希望した。H邸はメンテナンスフリーの活性水生成システムを採用。キッチン以外の洗面やお風呂でも、さまざまな効果をもつ活性水を使うことができる

玄関には雨具やベビーカーも収まるたっぷりの収納。右手の壁には優れた調湿性、消臭性を誇るエコカラットを採用した

間接照明が施された天井の凹凸とテレビ背後のタイルが空間の役割を穏やかに分割

リビングはダウンフロアに。一段下げて、落ち着いた色合いの床＆壁にすることで、空間の役割が穏やかに分割されるとともに、段差が自然な居場所となっている

オープン＆便利なキッチン。天井を一段下げ、クロスでナチュラル感を添えることにより、空間の役割を穏やかに分割。造作棚、周遊動線、勝手口など、使い勝手に対する配慮もしっかりなされている

リビングを穏やかに分割する壁は、施工中に長さや高さの変更に対応してもらった

K夫妻が大切にするものがちりばめられているLDK。床は耐久性に優れるクリで、米ぬかを原料とする自然塗料で仕上げられている。畳スペースは節句人形を飾る場所にぴったり

天井の高さと色を変え、穏やかに役割が分割されたキッチン。玄関の出入りから階段の上り下り、庭で遊ぶ姿や和室でのお昼寝の様子まで、家事をしながら確認することができる。奥の造作棚は高さ可変で、下部にゴミ箱を置くことも想定されている

大きな空間でありながら、天井の高さや床の素材で穏やかに役割を分割。複数の居場所が生まれ、居心地がいい。右奥には目が届きつつも集中しやすい仕事＆宿題カウンターを設置

無垢を貼った壁が、空間の役割を穏やかに分割するLDK。周遊動線と造作の収納が、さらに家事効率を高め、奥様をサポート。テーブルも同社のオリジナル。

キッチンはオークの板張り。奥の塗り壁は落ち着きのあるトーンを選び、空間の役割を穏やかに分けている。家具のレイアウトに応じて照明の位置を変えられるよう、ライティングレールを採用した

リビングとダイニングは格子の仕切りでやわらかく分離。開放感と一体感を保ちつつ、穏やかに役割を分け、それぞれの場所における団らんを落ち着いたものに。キッチン背面の食器棚は中身を隠せるようにしてもらった