右のメイキングエピソードにある通り、こちらは『未来創建』で現場監督として活躍する川角さんのお宅。住宅建築ひと筋の川角さんが、長年の経験から「本当に暮らしやすい住空間」を追求し、現場監督だけでなく、設計も手がけた。「断熱＆気密性を高め、24時間の全館空調システムを設置し、また、外壁をタイル張りにするなど、メンテナンスが少なくなる素材をセレクト。家自体が長持ちし、住む家族も健康的に暮らせる空間をつくりました」。一方で、円滑な暮らしのためには、家族と家の中心である奥さまの意向が最重要。白と木のナチュラルな空間にダークグリーンを差し色的に採用したほか、２階にサンルームを設けるなど、家事の負担を少なくする工夫を多数配した。「自分の家族のために家づくりを行い、暮らた経験により、これからはもっとお客さまの心と暮らしに寄り添った仕事ができると思います」。最後にこう教えてくれた川角さん。奥さまやお子さんの笑顔が、その覚悟と自信を証明している。