白いガルバリウムと無垢の杉板で構成されたモダンな外観デザイン。大容量のソーラーパネルは、外から見えないように配慮して設置されている。これからは、奥さまが庭でガーデニングを楽しんだり、ご主人が物置をつくったりする計画もあるそう

ゆったりサイズの玄関。シューズボックスは造作

明るさと開放感に満たされた居心地のいいLDK。南北に長い敷地形状を考慮して、リビングに吹抜けと高窓を設け、十分な光を取り込めるよう設計されている。肌触りのいいフローリングは無垢のレッドパインで、経年変化も楽しめる

キッチン、フローリングのテイストに合わせてカップボードを造作。ワークスペースを広めに確保した

キャンプ好きのご主人が最も気に入っているのが、カバードポーチのような屋根付きのウッドデッキだ。ここでBBQを楽しんだり、ビールを飲んだり、アウトドアリビングとしてフル活用しているという。目隠しのフェンスはご主人がDIYでつくったもの

これほど大きな吹抜けがあっても、高い断熱・気密性能により、夏も冬も快適に過ごせる

リビングに隣接する和室はロールカーテンで仕切ってゲストの寝室にも

2階に造作した手洗いコーナー。厚い無垢板とクールなアイアンとの相性もぴったり

スタイリッシュな外観は、太陽光パネル（屋根）が見えないよう工夫がなされた。自転車置き場の土間の奥に物置がつくられているのも便利

黒いガルバリウムと柱や軒天井の杉板のコントラストでかっこよさを演出。周囲の景観にも溶け込んでいる

便利な調味料入れを造作したキッチン。表面のキッチンパネルも木の収納庫になっている。杉板の格子でさりげなく目隠しも

床と天井は杉板、壁は漆喰で仕上げたリビングダイニング。奥さまの要望でつくった畳コーナーは、下が引き出しになっていて収納力たっぷり

1階は水回りもすべて杉板の天井に。壁と床は掃除がしやすい建材を取り入れるなど、家事楽も配慮

塗り壁、ガルバリウム鋼板、杉板の異素材をバランス良く組み合わせた外観。白い外壁をキャンバスに見立てて、将来的にグリーンを這わせることも計画しているそう

高低差を利用して建てたI邸。駐車場と階段は建築前のまま。両隣の建物が近いため、視線が合わないよう窓の大きさと位置に配慮した。屋根にソーラーパネルを搭載し、光熱費を抑えた低燃費な暮らしを実現

ガルバリウムの鎧張りでスタイリッシュに仕上げた外観デザイン。片流れの屋根に8.62kWのソーラーパネルを搭載したZEHで、創エネ・省エネライフを実現。玄関ポーチにひのきの格子塀を設け、玄関の中すべてが見えないよう配慮された設計に

夫婦ともに茶道を嗜むこともあり、リビング兼用の茶室をつくった。障子の建具、槐の床柱は旧家で使っていたものを再利用。天井は柾目の天竜杉。鶯色のオリジナル珪藻土は『石牧建築』からの提案。炉も切ってあるので、これから自宅でお茶会を催すのを楽しみにしている

焼き杉、SOLID、塗り壁がバランスよく調和した外観は、住宅というよりも洗練された美術館のよう。2階をコンパクトにまとめ、1階でほぼ生活を完結できるようプランニング。太陽光発電を搭載し、ソーラーパネルの発電時の熱を有効利用する『石牧建築』オリジナルの集熱システム「ISソーラー」を備えている