古き良き日本の家族団欒シーンを思わせる和室。ウッドデッキで母世帯と繋がっているため、お互いの気配がわかる

玄関から土間を通り、奥のキッチンにはお母さんが待っている。リビングは座卓スタイルの和室。昭和の家庭の家をそのまま再現したようなシンプルな空間は、日本の家づくりの原点といえる

Ｌ字に和室とダイニングが繋がり、どこか懐かしい和の暮らしを演出。夜になると、間接照明によって式台が照らされ、宙に浮いたような感覚に。引き戸は千本格子や竹を使った造作

旅館や料亭を彷彿とさせる和室は、リビングとして使用。風を通す欄間は、旧家の桜の無垢材を再利用した

生活動線の起点となるアイランドキッチンからは1 階のすべてを見渡せ、スケルトンの階段を通して2階の気配も感じ取れる。どっしりとした大黒柱は7寸角のヒノキを採用

1つの敷地に2棟を建て、余った土地を売却して、お母さま世帯の建築資金に運用した。こんな不動産のトータルプランニングも『サイエンスホーム』の得意とするところ

洗い出しの質感に心が和む土間玄関。階段の下に坪庭をしつらえ、ゲストをやさしくお出迎えする

2 階ホールへと誘うスケルトンの階段。日中は、手摺の格子、階段の隙間から、やわらかな光を家中に届ける

室内は、古き良き日本家屋の形式を取り入れた続き部屋。勉強部屋はLDKと子ども部屋の間に設けた

黒の外装に縦格子とモダン溢れるデザイン。格子の木と玉砂利、鎖樋が古き良き庭園の顔を思わせる

息子夫婦の玄関。祖母・父・母・娘の住む空間と扉ひとつで繋がっている。大きな玄関収納があり、使い勝手も良い

切妻屋根と格子の玄関引戸を採用するなど、古き良き日本家屋の佇まいを見せるT邸の外観。趣を感じる外溝も『サイエンスホーム』の設計・施工

中2階のスタディコーナーは、宿題でわからないところがあってもすぐママに教えてもらえて便利。常にお互いの気配を感じられるので、ママも長女も安心して家事や勉強ができる

小屋裏から眺めた室内。LDKは、勾配天井が開放感をもたらす大空間。すべて本物の無垢と自然素材を用い、体や心にやさしく心地よい空間が実現。小屋裏とLDKが繋がっているので、家族がどこにいてもお互いに気配を感じとることができ、コミュニケーションもスムーズに取れる

家族がどこにいてもお互いに気配を感じられる吹抜け空間。現しの梁に横たわるぬいぐるみ、ポイントに飾られた民藝家具やギャッベのラグマット、空間に合わせて置かれた観葉植物など、気持ちが豊かになるインテリアに、ご夫婦のセンスの良さが光る