LDKの中央にある扉を開けると、ここからも洗面脱衣所へ移動できる動線が。キッチンの奥には子ども室があり、必ずLDKを通る設計が家族の対話を増やしてくれる

ご主人自らショベルカーを操作して、土を掘り、芝生を張り、コンクリートを流し込んで作り上げた庭は居心地がいい。芝生の上でピクニック気分を満喫したり、バーベキューしたりと楽しみは尽きない

天竜ヒノキの床や国産スギの天井、漆喰の壁、木と和紙で仕上げた建具まで、ほとんどが自然由来の素材でつくられたLDK。大きな梁が支える勾配天井の大空間が広がる

将来の暮らしを見据えて室内は引き戸を多用し、バリアフリーに。庭とテラスに面した畳スペースも段差がなく、走り回ったり寝転がったりと自由に過ごせる

洗い出しの土間が風情ある玄関。広々とした玄関ホールから、LDK、隣のトレーニングルームと続き、さらに「庭仕事で汚れてもすぐ着替えられるように」と洗面脱衣所にも直結する動線も確保

リビングの隣にある一室は、ご主人のトレーニングルームとして活用。梁にロープを固定してクライミングの訓練をしたり、パイプで懸垂の練習をしたりして過ごしているそう

適材適所に収納が用意され、広々としたLDKがいつもすっきりと整う。キッチン上部の小屋裏収納は、季節外のアイテムをストックしておくのにぴったり

「子どもは雨の日も軒下で遊んでいます」と奥さま。ウッドデッキ上部の深い軒が暮らしを広げ、豊かさをはぐくむ。軒裏にはスギ板があしらわれ、風合い豊かな仕上がりに

リビングのドアからつながる子ども部屋。必ずLDKを通って行き来するつくりで、家族のコミュニケーションに配慮している

リビングに面した子ども室は、将来2部屋に間仕切りできる設計。必ずリビングを通る動線がコミュニケーションを生み出し、家族の絆を結ぶ

リビングドアはさわやかなブルーでアクセント。階段は必ずリビングを通ることを意識してこの位置に。造作収納の扉は框のあるデザインにこだわった

色味を抑えた大人フレンチ系のシックなLDK。「ただいま」の後で必ずLDKを通るリビング階段は、子どもとのコミュニケーションを取りやすい

階段は家の中央に配して、家族の上り下りの際に必ずリビングを通る動線に。スペースが節約できる引き戸を取り付け、各階の冷暖房効率に配慮している

帰宅した子どもが2階に上がる前に、必ずLDKを通る位置に階段を設置。“ただいま動線”が親子のコミュニケーションを育む

キッチンからはLDKをはさんだ窓越しに庭が見える。玄関から各部屋に行くために必ずリビングを通る動線が家族の絆を結ぶ

家族団らんの時間を増やしてくれるコンパクトな洗濯動線。キッチンの裏に広いランドリールームを配置することで移動距離をカットし、家事時間を短縮。時間のゆとりが、家族の笑顔につながっている。

洗面所は、ホテルのパウダールームを思わせる贅沢さ。扉を開けるとキッチンにつながる

無垢オークの床とモルタル調のキッチンを組く合わせて、スタイリッシュながらも温かみのある雰囲気を演出。寝室や子ども室へ行くのにリビングを必ず通る動線が、家族の会話を生んでくれる