蓄電池は12kWh。Y邸では夜間に5kWhほどを使用する。導入には、自治体の蓄電池補助金を活用

人工芝を敷き詰めた庭は、愛犬が元気に駆け回るドッグランにも。デッキに張り出した深い軒が、夏の強い日差しを遮る

三世代が仲良く過ごすリビングは、床材は温かみが感じられる無垢の赤松材と、壁紙は卵の殻からできたエッグパルプで落ち着く空間。『ワイズホーム』のモデルハウスで心地いい温かさを実感した床暖房も採用しているが、日中は窓越しに届く日差しだけでもぽかぽかな室内に

将来車椅子利用になっても、広めにつくった玄関ホールなら介助もしやすい

玄関に一番近い位置に祖母の部屋を用意。トイレや浴室にも直結している

既製の収納家具に合わせて造作したカウンターテーブル

リビング、洗面室、寝室からアクセスできるファミリークローゼット

トイレは2方向から使用が可能。将来、祖母が車椅子を利用するようになっても使いやすい

グレーの外壁がオリジナリティを表現するH邸。太陽光発電＋蓄電池を搭載したことで、電力の“自給自足”が可能に。同社独自のネットワークにより、これらのECOデバイスもリーズナブルに導入することができた

12.5畳のリビングに隣接した6畳の和室は、客間として使用。格式のある格天井に。丸窓を思わす障子の桟は職人の手づくり。玄関ホールからも出入りできる

リビングの床の無垢オークは足触りのいいスクラッチ加工が施されたオリジナル。カラーは5色から選べるが、Y邸ではクリアをチョイス。天井には風合いのある化粧梁をあしらった

オーダーメイドで属作してもらったアイアン手すりや、階段下の空間を活用したヌックなど、暮らしを楽しむ工夫が散りばめられたY邸。階段の手すりはあえて線を細く設計することで、軽やかで優しい印象に

家事を楽にするランドリールーム。Y邸は室内干しがメインであるため、吊り下げタイプの物干し竿を取り付けた。洗う、干す、畳む、しまうがここで完結するという、素晴らしい洗濯動線。洗濯機の上にも可動棚を設けてスペースを有効活用している

大きなヤシのシンボルツリーがリゾート感を醸すガレージハウスの外観。延床69.56坪という建物の規模感に合わせて、最大容量の太陽光発電と蓄電池を導入。同社のパッシブデザインの手法に基づき、使用方法や光熱費を考慮のうえで、室内には全館空調でなく第一種換気を採用

S邸では、大人5人の暮らしを考慮して太陽光発電を6.93kW導入。創電＋オール電化による省エネで、エネルギーの自給自足を実現した。入居以来、作った電気と使った電気がプラマイゼロ以上。売電が上回る月もあるという。太陽光発電は万一停電が発生した際にも電気を使うことができるため、災害対策にも役立ち、家族も安心感が得られたと話す。