灯建築舎

庭と繋がる豊かな暮らし

南北に長い敷地で「明るく広々暮らせる家」となるように、南側に設けた庭を有効活用するプランとしました。この庭は、1・2階共に光と風そして広がりをプラスする、この家にとってとても重要な要素です。密集した住宅地という条件も考慮し、東面の窓は高窓と地窓とし、西面は近接して建築されることを予想して換気のための窓とし、程よく「閉じて遮り」「開いて取り込む」設計です。庭に面した吹き抜けは、隣家からの視線などを気にせず採光と通風を促し、どの部屋にいてもその場所場所で快適に過ごすことができる家となります。土間収納は雑多なものの収納場所としてもいいですし、パントリーとしても使用できます。浴室の横には、サーフボードや釣り道具などのご主人専用の収納庫を設けてみました。サーフィンから帰ったら、庭・洗面所を経由してお風呂に直行できるところや、洗濯物や布団が道路側から見えないベランダもポイントのひとつです。

• 自然光がたくさん入る明るい設計
• 開放感のある吹き抜け
• 自然な空気の流れを良くする

無駄を省いたシンプルな箱型の家

密集した住宅地で「明るく広々暮らせる家」となるように、南側に大きな吹き抜けを設けたシンプルな箱型のプラントしました。南に大きく張り出した屋根は、夏の日差しを遮りながら雨をしのぎ、南面隣家からの距離も稼ぎます。南面は大きな窓を上下で二つずつ配置して採光と開放感をプラスします。その代わり、北・西・東面は隣家も近いこともあり敢えて窓を少なくして、程よく「閉じて遮り」「開いて取り込む」設計としました。シンプルな間取りとし、セルフビルドが可能な部分を残し、住まいながら楽しく造りあげる家となるでしょう。

• ゆったりとくつろげるリビング
• 自然光がたくさん入る明るい設計
• 開放感のある吹き抜け