Y夫妻の家づくりの指針になったのは、漠然としたイメージを固めている途中、ふと交わした会話。「今、いいなと思うだけじゃなく、20年後、30年後にそういえる家にしたいよね」。例えば、無垢をたくさん使うこと。エアコンに頼らず、自然な環境で暮らすこと。展示場を巡るうち、『アクトホーム』が手がけた友人の家で感じた心地よさが、叶えたい未来に必要だと気づいた。脱衣室〜物干しテラスを結ぶ洗濯動線。16畳もの小屋裏収納。そしてエコライフを実現するZEH性能。良質な大井川流域材の香りと温もりに、共働きの奥さまの負担を減らす利便性や将来の変化を受け止めるゆとりが同社の手によりブレンドされていった。入居して1年、深い軒と吊りデッキが印象的な外観は周囲の閑かな景観になじみ、まろやかに味わいを深める自然素材は日常を穏やかに包む。大黒柱には、子どもの背の高さにつけられた印。安心や快適以外にも、Y夫妻が手に入れたものはたくさんありそうだ。