伝統的な数寄屋造りに、モダンな床の間を取り入れた和室。旅館のような居心地の良さ。畳敷きの床に低いテーブルと座布団があり、壁にはシンプルで美しい和のデザインが施されている。

天井高が特徴の広々としたリビング。大きな窓から自然光がたっぷり入り、大屋根の高さまでとった吹抜けで開放感にあふれている。モダンなインテリアが洗練された雰囲気を醸し出している。

キッチンとダイニングが一体化し、家族団らんの時間を楽しめるデザイン。 キッチンの天井を木目の折下天井にすることで、空間にメリハリとお洒落な空間に。

上品なホテルライクの寝室。大きなベッドとゆったりとしたチェアがあり、落ち着ける空間である。温かみのある照明が心地よさを引き立てる。

階段横に設けられた機能的なスペース。思い出の品や蔵書を共有できるファミリーライブラリとして造り付けた。

スキップフロアの下、隠し扉を開けると落ち着いた照明とリクライニングチェアが置かれたバーコーナーが登場。壁一面のシェルフには、おしゃれなインテリア雑貨やボトルがディスプレイされている。リラックスできて自慢したくなる隠し部屋。

リビング横にある和室はモノトーンで統一。床の間と収納に曲線を生かしたデザインを施し、モダンな和空間を演出している

子ども部屋は、兄と妹それぞれの個室を用意した。居心地が良すぎて閉じこもらないよう、あえて狭い空間に。勉強は1階のダイニングテーブルで

フレンチスタイルの影にひっそりと佇むウッドデッキ.。和をうまく取り入れており、隣接する和室と相性が良く、お母様のお気に入り

深い軒と濡れ縁のようなデッキ。伝統的な日本家屋の良さを現代のデザインで取り入れたウッドデッキは、リビングの続きとして、また四季で表情を変える庭とも融合し、家族の時間を豊かにする

窓から自然光が差し込む明るい畳スペース。シンプルなダイニングテーブルとアンティーク調の照明が調和している。畳の柔らかさが居心地の良さを感じさせる空間である。

リビングの続き間の和室は、普段は仕切り戸を開放しておくことで、LDKにいっそう広がりが生まれる。来客時には戸で仕切って使えば、まるで高級旅館の一室のような居心地の良さ。湖の風景を眺めながら、リビングとはひと味異なる雰囲気を味わえる

洗い出しの玄関土間は、黒い那智石だけを選んでシックに仕上げた。和紙を練り込んだ京聚楽（じゅらく）壁を採用するなど、伝統技術をバランスよく取り入れ、美しい和の空間を生み出している。必要に応じて手すりを取り付けられるように、壁の下地までしっかり考慮されているのがポイント

親世帯のLDKは畳敷きのリビングとの間のパーテーションを開けば、24畳を超える広さ。さらに中庭からも明るさと広さが運ばれる。ブラウンをベースにした室内は、ほっとくつろげる雰囲気。展示場で気に入った作業台兼カウンターが、一般的なテーブルとは違う居心地と利便性を生んでいる

レッドパインの無垢床材は30mmの厚さを誇り、素足で歩くたびに気持ちがいい。冬は床下を循環する暖気を取り込み、冷たさを感じさせなという。障子を生かした和のリビングに、アンティークのテーブルや北欧調の雑貨がさりげなく置かれ、センス良くコーディネートされている

ダイニングテーブルをキッチンの高さに合わせ、さらにつなぎ合わせたことで、家族みんなが配膳とお片づけを手伝いやすくなり、奥さまの家事時間を大幅に短縮。アンティーク調のピアノ、造作のベンチ、マットな質感のペンダントライト、ヴィンテージスタイルのキッチンの組み合わせがシャビーシックな空間を演出。アパート時代から一緒に暮らす愛犬・うたちゃんも居心地が良さそう