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ダークグリーンのガルバリウムが精悍な表情を見せる平屋建ては、Sさん夫妻念願のマイホーム。外からは大きな開口部が見当たらないデザインにもかかわらず、日中の室内はとても明るい。これは外からの視線を遮りながら、日の光をたっぷり取り込む“土間テラス”の存在があるから。キッチンには、直接配膳できる大きなカウンターを設けて、テーブルを置くスペースを節約。平屋でゆったり暮らせる設計ポイントのひとつだ。さらに、冷蔵庫も収納可能な大容量のパントリーで、生活感を排除。空間が常にすっきりと保たれる。家族が一緒にくつろいで過ごすのは、床を一段下げたダウンリビング。低めの腰壁でダイニングキッチンとエリア分けすることで、空間にメリハリをつけた。寝室の上部には広い小屋裏を用意。ご主人の大切なコレクションをディスプレイ収納できる趣味の空間も実現した。「こんな風に暮らしたい」を叶えるための要望をすべて取り入れた間取りに、Sさん夫妻も大満足だ。
耐久性
耐風等級2取得
耐震性
耐震等級3取得
省エネルギー性
C値(0.7)、UA値(0.6)
通風・換気性
パッシブデザイン、換気システム 第一種換気
劣化対策
劣化対策等級3取得
焼杉の格子状フェンスと壁で囲まれた土間テラスは、外部からの視線をカットしつつ日中の光を取り込むプライベート空間。くつろいだり、遊んだりと多用途に使える。普段は洗濯物を干すスペースとしても活躍中だ。キッチンパントリーや玄関の土間収納、寝室のウォークインクローゼットなど、適所適量に用意された収納スペースも、平屋ですっきり暮らすための工夫
小屋裏をご主人の趣味部屋に。ガラスのショーケースをはめ込んだ壁にはレンガ調クロスを採用し、隠れ家的な雰囲気をアップ
当初から平屋を希望されていたSさまご夫妻。中庭の代わりに、ウッドフェンスで囲った土間テラスをご提案しました。洗濯物を干しても外から見えず、子どもが遊んだり家族でプライベートな時間を楽しんだりできる空間です。
代表取締役・一級建築士 杉山 明生さん
本体価格 |
建築本体工事費1,900万円 ※金額は購入当時のものです |
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設計者名 | 大隆一級建築士事務所(杉山 明生) |
施工社名 | 大隆 |
延床面積 | 93.37㎡[28.24坪] |
構造・工法 | 木造軸組工法 |
竣工 | 2020年 |
外部仕上げ(屋根) | ガルバリウム鋼板 |
外部仕上げ(外壁) | ガルバリウム鋼板、サイディング |
内部仕上げ(床) | スギ |
内部仕上げ(内壁) | 珪藻土 |
内部仕上げ(天井) | 珪藻土 |
内部仕上げ(断熱材) | 高性能グラスウール |
ハウスメーカーなども見て回りましたが、いろいろと迷ってしまいました。『ダイリュウホーム』さんと一緒に仕事をしている親族から、同社が自由設計や自然素材を使っていると聞き、いいなと思って相談に。話をじっくり聞いてくださって、パッシブデザインの「SIMPLE NOTE」のコンセプトも気に入り、お願いすることにしました。スギの無垢床はとても温かく、冬は太陽の光でぽかぽか。夏は風が通り抜け、とても快適で住みやすい家です。
子どもが生まれて、家を建てたいと思い、動きはじめました。子どもが成長していく過程でのびのびと過ごせ、家事負担も少ない「平屋」を希望し、すぐに設計に入ってもらいました。
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