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高校生の頃から住宅、インテリアに興味を持つ。19歳で結婚し、20歳で出産。自宅の新築現場で見た監督のキビキビとした仕事ぶりに感動し、建築の世界を志す。1993年に建設会社に就職し、2001年、社長の村松忠男氏と一緒に『富士ホームズデザイン』を立ち上げ、現在に至る。
建物やインテリアが好きで好きで仕方がないと話す上総さん。全棟を設計するだけでなく、現場監督として職人を指揮する傍ら、自らペンキ塗装も行う。「どんな職業も大変です。好きな建築を仕事にしている私は幸せだと思います」。泉のように渾々と湧き出るアイデアの源は、月10冊以上の読書。ジャンルを問わず読み漁り、気になったフレーズはメモに書き留める。そんな努力家の上総さんが最も大切にしているのが施主さんとの信頼関係だ。完成したら終わりではなく、引渡し後も一緒に食事やBBQを楽しむなど、施主さんと建築家の垣根を越えた深い絆で結ばれている。
自社プロデュースのインテリアショップ「ラ シュエット フジ」。好きなモノに囲ま れた空間にいるだけでアイデアが湧き、打ち合わせもスムーズに進む。
オレンジの瓦屋根と塗り壁のコントラストが美しいプロヴァンススタイルの家は、女性から根強い人気を誇る同社の定番デザイン。内装にもとことんこだわり、梁や柱に加工を施して味わいを深めたり、ステンドグラスやアンティーク家具やパーツを組み合わせたりと、トータルでコーディネートしてくれる。
ほどよいレトロ感を放つエイジング加工、色や長さをバランスよく組み合わせた板壁、室内に屋根の形の装飾を施す「おうちの中のおうち」など、年々バリエーションが増えている同社のオリジナルスタイル。専務・社長が何度も現場に足を運び、その家、その住まい手に合うようにと手作業で仕上げ、真の一点もののデザインを創り出している。
こちらも、5年以上の付き合いの家。子どもが3人になって、にぎやかに楽しく暮らしている。今年、太陽光を導入する際にも「ぜひ、『富士ホームズ』さんにお願いしたい」と声をかけてくれたそう。建てて終わりではない、信頼関係を育む『富士ホームズ』ならではのお客さんとの関係がよく分かる。
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