2階子世帯の大空間・大開口リビング。天井高2,700mmで、さらに視線が奥へと抜けていくのでより広く感じられる。先に購入していたソファのサイズ、質感、色に合わせてプランニングしてもらった

巨大なタイルのアートがゲストを迎えるエントランス

リモコン電動で下から上にスクリーンが伸びる「VIVID STORMプロジェクター」を導入。天井にプロジェクターをつける必要がなく、空間をすっきりと保つことができる

構造上どうしても必要な柱と梁を活かして、「ヌック」を設けた。長女が絵本を読んだり、YouTubeを見たりするのはもちろん、ご主人と奥さまもここで一緒にくつろぐことが多い

セラミックトップのアイランドキッチンが奥さまのお気に入り

美術館のような1階ラウンジは、ゲストを招いてのホームパーティもできる

室内からフラットにつながる12畳のバルコニー。視線を遮りながらBBQや子どもプールを楽しめる。シャワーも設置

スタイリッシュな外観デザイン。等間隔に並ぶスリット窓のラインが美しい

2階のピットリビング。フロアダウンしたことで、リビングのみ天井高が2,700mmになった。ステップはベンチ代わりにもなるので、ソファを置かずに空間を広々と使える

1階の洗面台もご主人がDIYしたもの。プランニング時にあらかじめサイズを伝え、図面に反映してもらったそう。こんな風にできるのは、自由設計ならでは

北欧ナチュラルにデザインした22畳のLDK。通常よりも30cm高い2,700mmの天井で、より開放感が生まれた。気密性をしっかり担保しながら、風も通り抜ける爽やかな室内環境を実現した

2人がずっと欲しかったデンマークのインテリアショップ、「ボーコンセプト」のエクステンションテーブルを新築に合わせて購入。LDKの中央に配して、床などの色を決定していった

グレーがアクセントのLDKは天井高が2,500mm。大開口から明るい光が注ぐ

2階の長い廊下。視線が奥へ奥へと抜けていき開放感が生まれた。子世帯専用の手洗いコーナーを造作

大容量収納の玄関。子世帯は1階に回らず玄関から直接2階に上がれる

白で統一した玄関は、大容量のシューズクローク付き。正面のハイドアは黒の鏡面仕上げで高さは2,500mm

小さく手頃なサイズで建てて、充実した時間を楽しむHさんご家族。「土地購入時は古い家屋が残っていて、『入政建築』さんに解体から依頼。コンクリ土間は残してもらって自分たちの庭に活用しました」とご主人。木製の自転車小屋も同社にオーダー

プランニングで最重視したのは家族が一緒に過ごす時間が長いリビング。玄関を入ると、土間も含めた広い空間が広がる。飾られているのは、デザインに惹かれて購入した奥さまお気に入りの自転車。大容量のクロークも設け、帰宅後の動線もスムーズだ