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大工を生業としているTさんが理想とした住まいは、「おばあちゃんちみたいな家」。玄関を入ると、昔の農家をイメージした通り土間が家族を迎える。来客時には腰を掛けて談笑する場に、ガラス戸を開放して庭とつなげれば、子どもたちの遊び場にも。玄関から土間、LDKとつながり、LDKを中心にそれぞれの部屋へとアクセスするような間取り構成。リビングは、木目の美しいヒノキの無垢床材や、5つの天然素材をブレンドした土壁で仕上げ、古建具をナチュラルな空間のアクセントにした。また、リビングに開放感を演出する吹き抜け階段は、杉板の木目を際立たせた「浮造り」仕様にすることで、大工の家らしい木の風合いが感じられる空間に。「家族の成長とともに歴史が刻まれ、その良さが増していく。そんな家にしたい!」。Tさまの強い思いがつまった、木の香漂う住まいが完成した。
Tさまは、当初から土間と吹き抜けが必須条件で、「おばあちゃんの家のように懐かしさを感じられる家にしたい」という具体的なイメージをお持ちでした。どこにいても家族の気配が感じられて、無垢の木もふんだんに使用した、大工さんらしいお住まいになったと思います。
平成建設スタッフ
敷地面積 | 259.09㎡ [78.39坪] |
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延床面積 | 113.00㎡ [34.18坪] |
構造・工法 | 木造軸組工法 |
施工期間 | 5か月 |
少し古びているけれど艶のある無垢の木や、い草の香りに癒され寝転びたくなる畳、遊び場にしていた広めの土間。異なる空間が調和して、不思議と落ち着き、家族の成長とともに歴史が刻まれていく、そんな「おばあちゃんちみたいな家」が、私が理想とする住まいでした。そこで、「無垢の木」と「通り土間」を家づくりのキーワードに進めて、木材の選定や仕上げにもこだわりました。妥協せず、理想の住まいを追求できたのは、日頃から職人と密にコミュニケーションを取っている『平成建設』さんとともにに家づくりに臨めたからだと思います。
子どもの誕生をきっかけに、新築を検討し始めました。県外出身のため、子育てに不安を覚えて一度は帰省も考えましたが、仕事や生活環境を変えることは考えられないと思い、静岡で家を建てることに決めました。
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