黒い扉の収納、アイアンの手すりなど、玄関や階段にもこだわりが行き届く

洗練と無垢アカシアのあたたかみが溶け合うLDK。リビング部分は勾配天井とし空間に動きをつけるとともに、開口部へと視界を誘導し、広がりを演出。間接照明が灯る夜は、ほっとくつろげる雰囲気に

シャープなフォルムと塗り壁の表情が確かな存在感と住まい手のセンスを感じさせる。玄関とデッキ回りには無垢を張り、あたたかな印象をプラス

横並びのDKが支度＆片付けの手間を減らし、家族の距離も近づける。バックセットは白い扉の向こうで、来客時には家電や食器をさっと隠せる。音楽好きなご主人はスピーカーの位置もじっくり検討。ダイニングテーブルは雰囲気に合わせて製作してもらった

夫婦でグラスを傾ける時間が日々の疲れを癒やす。造作棚には間接照明が組み込まれ、ムードを高める

2階ホールにはアイアンバーとアイロン掛け用カウンターを用意。すぐ右はクローゼットで、収納もスムーズ

水回りは機能性を重視。左手には階段下を活かして収納を用意した。「乾太くん」導入で洗濯効率は大幅アップ。ガスを利用する機器は増えたが、ガス料金は下がったそう

間接照明が落ち着きを生むトイレ

寝室はややトーンを落とし、シックにまとめた。壁の向こうはウォークイン

土間収納のある玄関ホール。黒いアイアンの手すりが空間を引き締める

二階手すりのアイアンにもこだわりを

アイアンの手すりがインダストリアルな階段

モルタルの黒い土間とクルミの無垢の床が白壁に映える玄関。階段のアイアンの手すりや段々のラインが意匠性を高めている

階段から眺めたリビング。構造上必要な柱をアクセントに活かしている。アイアンの手すりは夫妻のこだわりポイント

リビング階段は、オリジナルデザインしたアイアンの手すりがアクセントに　

空間を引き締めるアイアンの手すり。ひとつながりで節がないことが上総さんのこだわり

子どもが学校から帰ってきて、ママに「ただいま」を言ってから2階に上がってほしいと、リビングイン階段を採用。吹抜けの白い空間に黒いアイアンの手すりが映える。階段下は大容量の収納スペース

北側に位置する玄関ポーチだが、格子から光が差し込むことで十分明るい。独特のけずり跡が残る日本古来の伝統技術「なぐり加工」を施した玄関扉、アイアンの手すりがついたベンチなど、こだわりが光る

黒い手すりが映えるスケルトン階段。お部屋がより広く見える