「おもてなし」と「人の輪」をテーマに設計されたK邸。玄関を入ると、一部屋分ほどの広さがあるエントランスが第一印象のサプライズを演出。家族や大切なゲストとのコミュニケーションを促進するダイニングキッチンはシックなグレーのグラデーションをベースに、石材がインテリアエレメントのアクセントに。大開口を開けるとテラスとつながり、リゾートのような半屋外空間でアウトドアライフをエンジョイできる。そんなパブリックな空間からプライベートなリビングへ移行していく空間配置が奥行きと開放感を生み出している。どの部屋もラグジュアリー＆モダンなデザインで贅を尽くしているけれど、この“余白”こそが暮らしにゆとりと豊かさをもたらしているのは言うまでもない。『ラ・カーサ』独自の対話型プロセス「ラ・カーサメソッド」によって、住まい手と作り手がイメージを明確に共有したおかげで、夫婦の理想通りの平屋の住まいができ上がった。