Iさんは大型建造物の意匠デザインを手掛ける建築のプロ。自分の家を建てることは、中学時代からの夢だったという。設計はもちろん自ら手がけ、何度も図面やパースを描いて内容を固めていった。「自分の生活スタイルそのものをプランに落とし込んでいきました」と話す。「落ち着きと開放感のある平屋」がテーマの新居は、白を基調にスギ材とシナ合板を組み合わせ、カッコつけすぎず、気楽にくつろげる空間をデザイン。室内はオープンな1LDK構成で、将来的な変化にも柔軟に対応できる。大開口・大空間のリビングは、スギの無垢床が温かみを感じさせ、居心地抜群だ。その隣には書斎＋小上がりの寝室があり、壁一面には書棚が設けられている。また、玄関の土間収納、ランドリーの普段着用の収納棚、リビングのウォークインクローゼットと、暮らしにフィットした収納も機能的。さらに、13kWの太陽光発電と、全館空調並みの快適空間が叶う断熱工法「Air断」を採用し、省エネ生活が実現。「夢とスキルの集大成」と胸を張って言える住まいが叶った。