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「ママ、こっちだよ〜」「待て、待て〜」。木の香りが漂うリビングで鬼ごっこする長男と奥さま。その様子を長女を抱っこしたご主人がハンモックから見つめる。かと思いきや、今度はそろってウッドデッキに出て、シャボン玉を始めて笑い合うKさん家族。駐車場に置かれたシーカヤックも楽し気に光る。Kさんにとって家とはホッと寛ぐための場所であり、遊ぶための場所でもあるのだ。
そんなアウトドア大好き夫婦の選んだ住宅会社が『サイエンスホーム』だった。「展示場に行き、木をむき出しにした真壁づくりの空間が気に入りました。梁にうんていを掛けたり、ハンモックを吊るしたり、自分たちらしい暮らしを楽しむイメージがどんどん湧いてきました」とご主人。完成した住まいは、吹抜けのリビングを中心に、ほとんど仕切りのない開放的な間取りが特徴。リビング内にタイル張りの土間を設け、さらにウッドデッキへと続く大開口サッシを採用したことで、外と内のつながりを感じる。勾配天井を活かして生まれた小屋裏は、親子で本を読んだり、子どもの遊び場にもなっている。
『サイエンスホーム』で新築しようと決めてから完成するまで約3年かかり、その間、家族も増えた。「土地が決まらなくて、家づくりが進まない時期もありましたが、担当の皆さんが私たちの気持ちを受け止めてくれた上で、適切なアドバイスをしてくださいました」と奥さま。引渡し後も住まい手と作り手の関係を超えた深い絆で結ばれ、ずっと安心して暮らせると喜んでいる。
吹抜けの開放感あふれるLDKは約24畳の大空間。土間、うんてい、ハンモック、アップライトピアノなど、おうち時間が楽しくなるアイテムがいっぱい! 床は無垢のクリ材で、米ぬかを原料とした自然塗料「キヌカ」で塗装してある
見せる収納が空間を彩るカフェスタイルのキッチン
外と中を自由に行き来できる土間のあるリビング
子ども部屋の建具も温かさが香る無垢材で
10畳を超える小屋裏は、家族みんなの秘密基地
夫婦が『サイエンスホーム』の展示場で一目惚れした、柱と梁を現しにした真壁づくり。木が常に空気に触れることで湿度が保たれ、家も長持ちする。さらに、標準装備の外張り断熱によって、外気温に左右されない快適な居住空間を実現する
大容量のシューズクロークを備えた玄関ホール。スリッパや鍵などを収納できる棚も造作
大胆な片流れの屋根が印象的な外観デザイン
それぞれに友達がとても多く、いつでも気軽に人が集まれる家を望んでいたKさん夫妻。土間併設のリビングをつくり、外と中の境界線を曖昧にした。
(株)好文堂代表取締役。早大卒業後、リクルート、浜松百撰を経て2007年独立。住宅、スポーツ、企業紹介、学校案内、人物インタビューを得意とする。著書「失敗しない家づくりの法則」。静岡コピーライターズクラブ(SCC)会員。