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『伸興建設』は三人の一級建築士と提携していて、設計は全て彼らが手がけている。希望があれば指名することもできるが、それぞれ得意分野が異なるため、お客さんのニーズに合わせて紹介してくれるというスタイルをとっている。一人目は、長谷川拓也さん。宇都宮でも著名な建築家で、一際目を惹くシンプルで洗練されたデザインが人気だ。無垢材を使った扉を造作したりと、素材の魅力を生かすことも得意としている。二人目は工藤健志さん。特に断熱・機密性に強く、外皮計算も得意。どこにどんな材料を使えば断熱性能が上がるかを熟知しているスペシャリストで、性能重視の施主さんから厚い信頼を集めている。そして三人目は中山大輔さん。特筆すべきはお客さんの要望を読み取り、再現力も高いこと。要望を忠実に取り入れつつ+αの提案もしてくれる。
家の断熱性を高めるために必須となる断熱材には、さまざまな種類がある。高価な素材を使えば、高い断熱性を得ることは可能だが、同社ではあえて安価な「グラスウール」を採用している。実は、断熱材で最も重要なのは施工技術なのだ。「グラスウール」は性能が劣るわけではなく、貼り方が難しいため、技術がなければ断熱性にムラが生じてしまう。そのため、敬遠する会社も多いが、同社の大工は腕が良く「グラスウール」の性能を100%引き出すことができる。これにより、断熱材のコストを大幅に抑えることができるのだ。同社の家を手がける棟梁の施工品質は非常に高く、代表も絶賛している。意識が高く、妥協せず、細部まで徹底して施工している。さらに職人さんは地元出身者が多いため、チームワークも抜群。この素晴らしい現場環境があってこそ、良い家が出来上がるのだ。
高価な機械換気設備を導入すれば、快適な室内環境はいくらでも手に入る。しかしできるだけ自然の力を利用して快適な室内環境をつくろう、というのが、パッシブデザインの考え方。これは環境先進国と呼ばれるドイツで生まれた最先端の設計手法で、太陽の光や熱、自然風といった自然のエネルギーを利用する。例えば、屋根の角度や植木の位置を工夫して、夏の暑過ぎる日差しは遮り、冬の暖かい日差しは取り入れる。また、家の南側には大きな窓を設け、北側には高い位置に小さい窓を設けると、大きい窓から小さい窓へと気流が上に流れ、風の通り道になる。こうして機械を使わなくても健康的でナチュラルに快適な家をつくることができるのだ。同社ではこのパッシブという考え方を間取りづくりのベース取り入れているため、換気に予算がかけられない場合でも室内環境は快適だ。
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